青磁壺とは? わかりやすく解説

青磁壺

主名称: 青磁壺
指定番号 297
枝番 00
指定年月日 1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 考古資料
ト書 武蔵称名寺境内石造五輪塔(伝金沢貞顕墓)納置
員数 1合
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  身は【かぶ】形を呈し、口は大きく甑状【こしき】で丈は低い。表面には浮彫り風に縦縞加え無地の器に抑揚与えている。底面は地付より高く作っているので地付の部は環状となっている。しかも底面と地付との間に、底面接して一条の突帯を繞【めぐら】してあるので、内側か別個の皿をはめ込んだ形である。は笠状であるが、周縁幅広くかつ六か所に波形のひだを作り総体蓮の葉おもわせる。しかし笠形部分放射状の線を身と同様浮彫り風に作り大輪伏せたようである。花心当る所に小さな形ばかりの鈕を付している。裏には表面笠形応ず位置隆起させているが、身の口縁にかかるものではない。・身とも内・外両面わたって薄緑釉薬厚くかけられている。保存は完好である。元弘三年一三三三五月新田義貞鎌倉攻めで、高時一門最期を共にした金沢貞顕の墓と伝え石造五輪塔横浜市称名寺境内所在)の地輪骨壺として納置されたもので、わが国中世武将骨蔵器として重要な資料であり、また中国元青磁遺品としても貴重である。



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