電波科学とは? わかりやすく解説

エレクトロニクスライフ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 05:48 UTC 版)

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電波科学
エレクトロニクスライフ
パソコンライフ
Electronics Life
愛称・略称 EL
ジャンル 電気回路無線オーディオパソコン
刊行頻度 月刊 (前月15日発売。)
発売国 日本
言語 日本語
出版社 日本放送出版協会
監修 NHK技師長 → NHK放送技術研究所所長
編集顧問 NHK放送総局放送技術局長・NHK技局長・NHK営業総局担当局長
ISSN 0911-0038
雑誌名コード 11941
刊行期間 1933年 (1933) - 1997年4月 (1997-4)(1997年3月号)
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エレクトロニクスライフ』(雑誌コード11941)は、電子工作および放送技術など電子工学の技術に関する情報を扱う趣味雑誌で、日本放送出版協会から刊行されていた。発行は毎月1回1日発行とされ、おおむね毎月15日頃には書店の店頭に並んでいた。なお本稿では改題前の『電波科学』・改題後の『パソコンライフ』についても取り扱う。

監修は『電波科学』ではNHK技師長、『電波科学』後期・『エレクトロニクスライフ』・『パソコンライフ』ではNHK放送技術研究所所長が務めた。また編集委員もNHK関係者がつとめていた。

歴史

内容の変遷

電波科学

1933年(1号) - 1985年3月号(631号)

創刊当時は電気・無線技術を中心としていたが、技術の発展とともに取り扱う内容も、ラジオ・テレビ、オーディオ・ビデオへと変遷していった。 それに伴い、新技術の解説やAV機器の音質評価(オープンリールテープレコーダー等)・試作(ラジオ受信機・テレビ受像機や、ドルビーノイズリダクションシステムPCM録音機等)も行われた。

エレクトロニクスライフ

1985年4月号(632号) - 1996年3月号(763号)

エレクトロニクス・電子技術の記事が増えてきたことから、『エレクトロニクスライフ』に改題。略称はEL。改題後しばらくは、表紙に「電波科学改題 ELエレクトロニクスライフ」と表記されていた。逆瀬川皓一朗や白土義男、丹羽一夫、窪田登司など著名なテクニカルライタや技術評論家による連載のほかに、ハイビジョン受像機の製作記事やCDプレイヤーやデジタルオーディオのDA変換装置の製作記事が連載されるなど、放送オーディオの技術情報やNHK並びにNHK放送技術研究所における最新技術情報の紹介記事も多数掲載されていた。

かつてあったパソコン通信サービスのPC-VANエレクトロニクスライフ(ELEX)というSIGを開設し、記事に関連したプログラムの配布や、読者の交流が行われていた[1]

1995年10月号は、回路図エディタCEの特集で3.5インチFD(フロッピーディスク)がついていた。 回路図エディタCEは、その後BSchという名称で同じ著者が配布している。

パソコンライフ

1996年4月号(764号) - 1997年3月号(775号)

電子工作に関心がある読者数の減少や、パソコンの普及から主要なテクニカルライタがパソコンの購入を期にパソコン関連の記事が多くなったため、改題し内容をMacintoshWindowsユーザ向けに刷新。版下制作もMacintoshによるDTPに切り替えた。NHK総合テレビ「NHKスペシャル新・電子立国」のディレクター相田洋と元NHK解説委員赤木昭夫の対談を中心にした連載「新電子立国英雄列伝」や、NHK教育テレビ「シリーズ10min. 楽々パソコン」との連動コーナーもあった。しかし、思うように部数が伸びず休刊。

なお『エレクトロニクスライフ』最終号の予告では、新誌名は「EL エレクトロニクスライフ パソコンウォーカー」と発表されていた。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 清水隆雄「4各ソフトウェアの入手法ELEX SIGからのダウンロード法」『エレクトロニクスライフ』第752号、日本放送出版協会、東京、1995年4月、 42頁、 ISSN 0911-00382010年9月28日閲覧。

関連項目

  1. ^ 電子工作の歴史

外部リンク


電波科学

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エレクトロニクスライフ」の記事における「電波科学」の解説

1933年(1号) - 1985年3月号(631号) 創刊当時電気無線技術中心としていたが、技術の発展とともに取り扱う内容も、ラジオ・テレビ、オーディオ・ビデオへと変遷していった。それに伴い新技術解説AV機器音質評価(オープンリールテープレコーダー等)・試作ラジオ受信機テレビ受像機や、ドルビーノイズリダクションシステムPCM録音機等)も行われた

※この「電波科学」の解説は、「エレクトロニクスライフ」の解説の一部です。
「電波科学」を含む「エレクトロニクスライフ」の記事については、「エレクトロニクスライフ」の概要を参照ください。

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