難易度に対する評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 18:46 UTC 版)
「トランスフォーマー コンボイの謎」の記事における「難易度に対する評価」の解説
本作は「トランスフォーマーのゲーム」という点より、「非常に難易度が高い」という点で知名度が高い。発売当時プレイした低年齢層のほとんどは2面あたりで諦めたという。 敵機に接触したり敵弾を一発受けるだけでミスとなるが、敵弾の大きさは2×2の4ドットしかなく、敵弾が背景に紛れて殆ど見えない場面(特に「第1ステージのスタート地点」)があるなど「何故ミスになったかわからない」ということが起こりやすい。倒したはずの飛行機の敵がトランスフォームしてもう一度向かってくる上、その状態になると自機よりも背が低くなるので、弾を当てるチャンスが、飛行機からトランスフォームして着地するまでの間しかない。さらに他に敵が非常に素早く動きを読みにくいなどの条件が重なっており、クリアは困難を極める。 この難易度により「ゲーム開始2秒で死亡する」「20分もゲームをプレイしていれば慣れてきて、ゲーム開始10秒は死なずにすむようになる」と表現されるほどである。 ただし、全編を通して運に左右される要素はそれほど多くない。敵弾についても、問題となるほど見えにくいのはスタート地点のみであり、弾を撃つ敵のパターン自体も限られているため、ゲーム操作に慣れてくればさほど問題にならない。パターンを構築すればクリアは容易ではないものの、アクションゲームとして不可能なレベルではない。 しかし、コンティニューが隠しコマンドであることに加え、ステージ9のループ面が極めて難しく、攻略情報無しでのクリアが現実的に困難なのも事実である。 2008年6月10日よりWiiのバーチャルコンソールのソフトとして配信されているが、CEROの審査によるレーティングでも「A(全年齢対象)」に区分されているが、タカラトミーは「本作を配信する事や、難易度に不釣合いな対象年齢設定に対し、本当に良いのか?」とコメントしており、発売当時子供だったユーザーが本作にリベンジするにあたり「大人になったからといって、子供のころよりうまくできるとは限らない。さらなるトラウマを負わないように」と、自社製品の紹介としては異例の注意喚起をしていた(2016年現在ではこの該当項目がホームページ上から削除されている)。 コンボイが死んだ理由はゲーム中で説明されず、知りえる情報は説明書のわずかな記述のみである。スタースクリームら主要メンバーの退場や、破壊大帝メガトロンがガルバトロンになる経緯などには一切触れられていない。
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