雙六とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 考古学 > 古形 > 雙六の意味・解説 

すぐ‐ろく【双六】

読み方:すぐろく

すごろく」の古形

つれづれなぐさむもの、碁、—、物語」〈一四〇〉


すご‐ろく【双六/陸】

読み方:すごろく

二人が盤を隔てて向かい合って座り交互にさいを振って出た目の数によって盤上駒を進め早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊びインド起こり日本には奈良時代中国から伝来

紙面多数区切って絵を描いたものを用い数人が順にさいを振って出た目の数だけ区切り進み早く最後区切り上がり)に達した者を勝ちとする遊び回り双六飛び双六とがある。絵すごろく。《 新年》「—の賽の禍福のまろぶかな/万太郎


双六

読み方:スグロク(suguroku), スゴロクsugoroku

盤双六


すごろく 【双六】

室内遊戯一種西洋双六絵双六とがあり、前者賽子盤上棋子進めるもの、後者紙面の絵区画の位を進めるもの。前者インド起こり中国経て奈良時代日本伝わった後者前者からヒント得て江戸時代出来たもので、仏教広めるため「仏法双六」「浄土双六」などというのが作られたのが始まりで、のち野良双六や道中双六などが出来た。→ キリスト教双六

双六

作者戸部新十郎

収載図書秘剣 埋火
出版社徳間書店
刊行年月1998.2

収載図書秘剣埋火
出版社徳間書店
刊行年月2000.5
シリーズ名徳間文庫


双六

作者北原亞以子

収載図書隅田川慶次郎縁側日記
出版社新潮社
刊行年月2002.11

収載図書隅田川慶次郎縁側日記
出版社新潮社
刊行年月2005.10
シリーズ名新潮文庫


双六

読み方:スゴロクsugoroku

盤遊戯の一つ古くインドおこったといわれ、唐代中国から伝えられた。江戸後期にはすたれ、次第絵双六へと取ってかわられた

季節 新年

分類 人事


双六


すごろく

(雙六 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 03:25 UTC 版)

すごろく双六、槊)とは、サイコロを振って、出た目に従って升目にあるを進めて上がりに近づける盤上遊戯(ボードゲーム)。古代インドの発祥で、日本では奈良時代中国から伝来した[1]


注釈

出典

  1. ^ 双六』 - コトバンク
  2. ^ 『事物紀原』投子「『続事始』曰陳思王曹子建制双陸、投子二。」
  3. ^ 『日本書紀』、巻三十
  4. ^ 木画紫檀双六局”、正倉院宝物紹介(宮内庁)
  5. ^ 酒井欣『日本遊戯史』建設社、1934年、165頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466299/87 
  6. ^ 柳亭種彦還魂紙料(すきかえし)』1826年https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100183454。"此雙六の起に種々の説あり。まづ漢土に選仏図といふ者あり。それを写しゝ者といへり。長胤が『名物六帖』に『五雑組』を引て選仏図(じやうどすごろく)と仮字を附たり。まへに載し『潜蔵子』も此説によりて遷仏図の字を用ひし歟。又一説、往古より名目雙六といふ物あり。是は初学の僧に天台の名目を覚させん為に作る物にて、弘安中の或書に未学の僧を罵る詞に「名目雙六も知らずや」といふことありとぞ是を絵双六にひきなほしゝが起なりとも云。又異説、昔熊野比丘尼が地獄極楽の絵巻をひらき婦女子に投華させて絵説せしに思ひよせて製しとも伝聞り。(おそらくは選仏図に起るといふ説是ならん歟)"。 
  7. ^ 章安・湛然『大般涅槃経疏』「波羅塞者、梁武云双陸、此起近代。」
  8. ^ 魏書』術芸列伝「高祖時(中略)趙国李幼序・洛陽丘何奴並工握槊。此蓋胡戯、近入中国云。胡王有弟一人遇罪、将殺之、弟従獄中為此戯以上之。意言孤則易死也。世宗以後、大盛於時。」
  9. ^ 梁書鮑泉列伝「賊騎至、百姓奔告、方諸与泉方双陸。」
  10. ^ 辻本敬順 『くらしの仏教語豆辞典(下)』 本願寺出版社、2008年、12-13頁 ISBN 978-4894161252


「すごろく」の続きの解説一覧

「双六」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



雙六と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「雙六」の関連用語

雙六のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



雙六のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのすごろく (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS