隠行機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:07 UTC 版)
暗殺や特殊任務に特化し集団戦も視野に入れた間者専用の従兵機。練法師団配下の部隊が使用するため、低位ながら練法増幅能力を付与されている。 ジャダド ジャダド類別隠行機 / 特殊従兵機 所属東方聖刻教会(練法師団・暗殺部隊) 生産東方聖刻教会 面齢25〜64歳以上 機齢25〜64歳以上 全高1.47リート 全備重量5.79グロー 武装剣 暗器 聖刻教会練法師団の下部組織、暗殺部隊で使用される隠密行動用の特殊従兵機。丸みを帯び、腕がかなり長い大猿のような姿をしている。装甲は無きに等しいほど薄くして軽量化しており、瞬発力が高く優れた跳躍力を持っている。また、暗視用の目や嗅覚による追尾機能など、追跡用の特殊な装備を搭載している。映像盤は持たず、ゴーグル状の装置で操手に情報を送る仕組みを採用し、常識離れした機動力を獲得した。従兵機に格付けされる機体だが、集団による奇襲攻撃に徹すれば狩猟機すら圧倒する戦闘力を発揮できる。手裏剣や伸縮式の槍などの暗器と呼ばれる隠し武器を多用する。 ラディル 聖刻教会の暗殺部隊がかつて使用していた旧型の隠行機。 物語中に登場するのは、ヒゼキア国の神殿を守護していたアバタ(浄火)の一族が聖刻教会との戦闘で鹵獲し、独自の改造を施したものである。 アバダは火の練法師の一族なので、油などの術の触媒を搭載し石綿による耐火加工など火の呪操兵に準じる装備が追加され、新型機≪ジャダド≫に比べて運動性・隠密性が劣る代わりに練法増幅能力を高めた、疑似呪操兵タイプになっている。 ダヴァ 東方聖刻教会の操兵鍛冶匠合が製造した暗殺部隊専用の隠行機≪ジャダド≫を元に、西方工呪会が造り上げた隠行従兵機。 ダッグ・レッグ 移動能力を特化させた西方工呪会製の従兵機。異様に長い脚部が特徴。工呪会下部組織≪巨人の足跡≫が使用する隠行機。伝令や要人の送迎にも使用される。
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