呪操兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:07 UTC 版)
東方語では「ダーサ」、西方語では「ヴェルダ」と呼ばれる。 練法師専用の操兵。各地の練法師匠合や秘密結社が秘蔵しているわずかな機体を除けば大半が聖刻教会製であり、西方工呪会では機体製造技術すら遺失している。その教会でさえも、高位術者の要望に応えられるだけの性能の呪操兵(仮面)は製造できず、発掘された古操兵を修理したり古代の仮面に機体を与えることでまかなっている。 汎用機は存在せず属する門の練法専用で、機体名の最初に門の名を冠している。機体は練法の発動に必要な結印を素早く正確行うために、特に指先が精密に作られているが、近接戦闘に耐えられる強度は持たないとされる。中には練法により機体強度を上げたり、印手(結印用の腕)の他に戦闘用の腕を持つなどして対応している機体もある。機体全体が門の象徴を模していたり、そもそも人の姿をしていないなど奇怪な姿の機体が多い。操手槽には計器類はまったくなく、操兵用と対になっている仮面で操る。
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