操手槽(ディポッド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:07 UTC 版)
「聖刻1092」の記事における「操手槽(ディポッド)」の解説
操兵は基本的に全てが有人操縦であり、人間で言う胸の位置に操手(パイロット)の収まる操手槽(操縦席)がある。操手槽には手で操作する一対の操縦桿、両足で踏み込む一対の足踏板(フットバー)があり、これらで機体を制御する。計4つの制御系で操縦がまかなえるわけもなく、これらのレバーはただ付いているだけで、どこにも接続されていない。実際には仮面が操手の思考を読み取って動いている。ただし操縦桿も飾りではなく、操縦系統には動きのパターンが定義付けられており、咄嗟の場合に思考を読み取って機体が再現するタイムラグを経ずに直接機体に指示を送ることで動作を補助している。高い技量を持つ操手は操兵と文字通り一心同体となり、機体を自分の身体同様に動かすことができる。これを「同化」「人機一体」と言い操手として最高の境地に達したものとして讃えられるが、一方でこの状態では操手の心臓が停止するため、長時間の同化はしばしば危険を伴う。
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