階層モデル
【英】hierarchical model
階層モデルとは、データベースで用いられる構造のモデルのひとつで、データに親子関係を持たせるモデルのことである。構造が把握しやすいというメリットがある。
階層モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 02:19 UTC 版)
表: イーサネットの階層モデル (100Mbps以上)レイヤー2:データリンク層 LLCLogical Link Control レイヤー3の複数のプロトコルと相互通信を行う。これはイーサネットの範囲外で、IEEE 802.2で規定される。 MACMedium Access Control イーサネットフレームの処理。初期のものではCSMA/CD処理も含む。 レイヤー間接続 RSReconciliation Sublayer 物理層からのエラー通知処理、フレームデータのシリアル・パラレル変換処理。 MIIMedium Independent Interface MACと物理層間の接続バス。速度に応じてGMII, XGMIIなどと名称が変わる。 レイヤー1:物理層 PCSPhysical Coding Sublayer リンク確立判断(オートネゴシエーション、速度補償)、伝送路符号処理、スクランブル処理。 PMAPhysical Medium Attachment シリアル・パラレル変換処理、オクテット同期、スクランブル処理。 PMDPhysical Medium Dependent物理信号処理。SFPトランシーバなどの実装がある。 MDIMedium dependent Interface ケーブルと接続される。 イーサネットでは、OSI参照モデルの物理層・データリンク層をさらに細分化したモデルを用いてその仕様を明確化し、物理媒体に依存しない柔軟性を持たせている。レイヤー間接続は階層モデルと異なる実装でもよいが、互換性のある設計が求められる。
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