階層別、位置別効用比
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:18 UTC 版)
マンションの場合は、一般的に眺望等の観点から上層階ほど、さらに南-東-西-北の順で一棟の建物における効用比が高い、すなわち、他の条件が同じならば床面積当たりの単価(価格、賃料)が高くなる傾向があり、超高層マンションでは顕著となる。オフィスビルの場合は、一般的に階層、位置による賃料格差は大きくない。 この効用比は、共用部分や敷地利用権の共有持分と連動するものではない。ただし、不動産鑑定評価等において、専有部分とそれと一体の共用部分の共有持分や敷地利用権の積算価格を求める際は、一棟の建物及びその敷地の価格に効用比を乗じて算出する。 なお、眺望については、建設反対運動に加え、下記重要事項説明関係のトラブル等についても、重要な位置を占める(裁判例)。 「超高層マンション」および「マンション」を参照
※この「階層別、位置別効用比」の解説は、「専有部分」の解説の一部です。
「階層別、位置別効用比」を含む「専有部分」の記事については、「専有部分」の概要を参照ください。
- 階層別、位置別効用比のページへのリンク