阪急大井食品館
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1953年(昭和28年)11月23日に東京大井店として開業した首都圏第1号店である。 1971年(昭和46年)に店舗に隣接して一体的に増築された建物内にビジネスホテル阪急ホテル(後にホテル阪急→阪急イン→アワーズイン阪急という流れで名称変更)を開業した。 2000年(平成12年)4月に大井阪急をショッピングセンターに業態転換して阪急大井町デイリーショッパーズとし、その中で大井町食品館として営業していた。 2005年(平成17年)3月期で売上高約59.79億円、2006年(平成18年)3月期で売上高約59.8億円、2007年(平成19年)3月期に売上高約60.48億円、2008年(平成20年)3月期で売上高約63.04億円と安定して年間約60億円前後の売上を上げていた。 周辺環境の変化や建物の老朽化に対応するために全面的に建替える当店を含む再開発が行われることになったため、2008年(平成20年)3月31日に旧店舗を閉店した。 阪急大井町ガーデンの第1期分が完成したため2011年(平成23年)3月16日に大井阪急食品館として新店舗を開業した。2012年(平成24年)3月期で売上高約47.45億円を上げ、2倍以上の売場面積を持つ阪神・にしのみややあまがさき阪神を上回った。 当店と同様に建て替えに伴い閉鎖されていたビジネスホテルのアワーズイン阪急も第1期の完成に伴い、地上30階高さ約100mで1,100室(全てシングルルーム)へ高層化して拡大し(フロントは3階、6階 - 29階に客室)、再開業した(現:アワーズイン阪急・シングル館)。 このホテルは阪急阪神百貨店の100.0%出資子会社の大井開発が運営している。 第2期として地上14階地下1階の建物の建設が進められ、2014年3月に開業した。全館完成後は約18,000m2が商業施設として使用されているほか、5階 - 14階はアワーズイン阪急のツイン館(客室数288室、フロントは3階)としても使用されている。
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