関東 - 近畿間の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:11 UTC 版)
「ドリーム号 (高速バス)」の記事における「関東 - 近畿間の場合」の解説
東京 - 京阪神間のドリーム号では、新東名高速道路新城ICを降りたところにある道の駅もっくる新城で乗務員交代を行っている。乗り継ぎの乗務員基地は、新城ICに隣接してJRバス関東新城支店が開設された。 なお、新東名経由となる以前(ならびにびわこドリーム号(廃止))は、東名高速三ヶ日ICを降りたところにあるJAみっかび特産センターの駐車場で乗務員の交代を行っていた。同センター内にはJRバス関東東名三ヶ日支店が入居していた。 この三ヶ日ICで一旦高速を降りる運行形態は国鉄時代から続いているもので、上記の乗務員交代の他東京 - 名古屋間のドリーム号も休憩停車のためにこの駐車場に立ち寄るため、午前3時頃の三ヶ日には上下双方で10台あまりのドリーム号が並んでいた。かつてはドリーム号の到着に合わせて軽食などを提供するドライブインも開店していたが、現在は営業していない。 なお、国鉄時代のドリーム号(東京駅 - 京都駅・大阪駅)では、途中の東名静岡BSと名古屋インターBSで乗務員の交代が行われていた(三ヶ日駐車場は休憩のみ)。1987年の国鉄分割民営化以降、移行期を経てJRバス関東と西日本JRバスの担当となってからは、東京駅 - 三ヶ日間をJRバス関東の乗務員が、三ヶ日 - 京都駅・大阪駅間を西日本JRバスの乗務員が運転を担当することとなった。三ヶ日で他社の乗務員に交代するため、乗務員が他会社の車両の運転を担当するという特殊な形態がこの時期から行われることとなった。これに対応するため、車両は両社で同一車種が使用されてきている。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}一方、1989年に運行を開始した中央自動車道経由で新宿駅-京都駅・大阪駅間を結んだニュードリーム号(当時)は、同様にJRバス関東と西日本JRバスの担当であったものの、他会社の車両を運転することはせず、自社の車両を自社の乗務員が交代しながら最終目的地まで運転した(この路線の運行開始により、JRバス関東の乗務員が初めて京都駅・大阪駅に乗り入れるようになった)。この路線では、JRバス関東が担当した便では、新宿駅-京都駅・大阪駅間を一人乗務とし小黒川PAで交代していたのに対し、西日本JRバスの担当便では、全区間二人乗務とし交互に仮眠をとりながらの運転となっていた。[要出典] また、青春ドリーム信州号(小諸・佐久平・上田・長野 - 京都・大阪間)と、かつて運行していた中央道経由のドリーム号(ニュードリーム号、中央ドリーム号)は中央道小黒川PA内で、JRバス関東と西日本JRバスとの間で乗務員交代を行っている。 2004年より2005年までの一時期、ニュードリーム京都号(現・中央ドリーム京都号)の1往復のうち1台は、駒ヶ岳SA内での交代はあるものの、京都駅までの全区間JRバス関東の乗務員が担当していた便も存在した。
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