開催国選出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:52 UTC 版)
「2022年バレーボール男子世界選手権」の記事における「開催国選出」の解説
2018年11月15日、FIVBは、2022年開催の世界選手権の開催国がロシアに決定したと発表した。 しかし、2019年12月、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)が世界反ドーピング機関(WADA)に提出したデータが大幅に改ざんされていたことが発覚し、ロシアにおける過去の組織的なドーピングが認定されたことにより、2022年12月16日までロシアの選手団を主要国際大会に派遣できないこととなった。2020年東京オリンピックでは、ロシア代表の選手はロシア代表としてではなく指定された組織ROCのメンバーとしての出場となり、ロシアの国旗と国歌も使用不可となった。当大会では、大会開催はそのままロシアに委ねられたが、選手はロシア代表としてではなく、VFR(Volleyball Federation of Russia、ロシアバレーボール連盟)のメンバーとしての出場となり、国旗と国歌も原則として使用不可となる。 2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻により、開催国変更を要望する声が出た。しかし、FIVBは、スポーツは常に政治から切り離されるべきだと主張し、ロシアでの開催を固持する方針を打ち出した。それに対し、ポーランド、フランス、スロベニア、オランダは、ロシアで開催するなら出場辞退すると宣告した。後に同年3月1日、FIVBはロシアでの開催を剥奪すると声明をだした。同日に、新たな通知が出るまでVFRとベラルーシに国際大会への出場権を与えなくする宣告も出した。3月7日、FIVBは新たな開催国の募集を始めたと発表した。 開催国決定を迅速に行う必要があるため、複数の国による共催の可能性も示唆しており、この場合、1次ラウンドとラウンド16、準々決勝を2ヶ国に分け、準決勝と決勝を1ヶ国で開催することが想定されている。 2022年4月14日、ポーランド首相であるマテウシュ・モラヴィエツキが、ポーランドとスロベニアが2022年男子世界選手権を開催することを明らかにした。そして、翌15日、FIVBは、ポーランド・スロベニア共催を正式に発表し、同時に、ヨーロッパの他国も開催に参加する可能性があると表明した。なお、ポーランドは同年の女子世界選手権もオランダとの共催として開催するため、ともに共催国のひとつとは言え男女世界選手権が2006年日本大会以来16年ぶりに同一国で開催されることになった。
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開催国選出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 19:52 UTC 版)
「2022年バレーボール女子世界選手権」の記事における「開催国選出」の解説
2019年1月12日、FIVBは、2022年開催の世界選手権の開催国がオランダとポーランドに決定したと発表した。 それまで女子世界選手権はFIVBと各国協会との個別交渉により開催国を決定していたが、今大会より公募制に変更された。今大会は他に2018年から2大会連続開催を目指した日本も立候補していたが、前回大会の赤字が影響し予算編成が難航したため落選した。
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