開催国の決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:44 UTC 版)
「2023 FIFA女子ワールドカップ」の記事における「開催国の決定」の解説
2019年3月19日に国際サッカー連盟(FIFA)は、開催地として立候補の書類を提出した国別協会が9件あることを発表した。その後、2019年9月3日の発表では引き続き立候補している国別協会は8件となっており、2019年12月13日の発表では引き続き立候補している国別協会は4件(うち1件は2か国共催)となっていた。最終的な投票の時点では2件(うち1件は2か国共催)の立候補が残っていた。 最終決定の時点で立候補を継続 オーストラリア・ ニュージーランドの共催 - オーストラリアはAFCアジアカップ2015の成功を受けて立候補の意思を示し、またニュージーランドも立候補の意向を示していた。本大会出場チーム数が32に拡大されることを受け、共催で立候補する方針を示した。 コロンビア 立候補見送り・取り下げ タイ - 検討はあったものの立候補はせず。 ボリビア - 2019年9月3日の発表において立候補国に名前がなかった。 ベルギー - 2019年3月19日のFIFAの発表では立候補国に名前がなかったものの、立候補国に加えられる可能性があるとの報道があった。しかし2019年9月3日の発表においても立候補国に名前はなく、立候補は見送られている。ベルギーサッカー協会は、立候補の要項をFIFAに問い合わせたのは事実だが、2023年大会での立候補を目的としたものではなかったと発表している。 アルゼンチン - 2019年12月13日のFIFAの発表において立候補国に名前がなかった。 南アフリカ共和国 - 2019年12月13日のFIFAの発表において立候補国に名前がなかった。同国協会は国内リーグの強化が優先であること、また次回(2027年)大会に立候補する可能性はあることを示している。 韓国( 北朝鮮との共催も検討) - 2019年12月13日のFIFAの発表において立候補国に名前がなかった。朝鮮半島情勢の悪化や、FIFAの規定に抵触せずに運営することが難しい見通しから立候補を取り下げた。 ブラジル - 2020年6月8日にブラジルサッカー連盟が立候補の取り下げを発表した。 日本 - 当初は2019年大会の立候補を検討していたが、同年のラグビーワールドカップ及び翌年の東京オリンピックが開催されるため方針を転換した。後述の投票よりも前の2020年6月22日に、日本サッカー協会が立候補取り下げを発表した。 開催国は2020年5月に決定の予定であったが、2019年10月24日に行われたFIFAの理事会において、開催地を2020年6月に決定することを正式に決めた。しかし新型コロナウイルスの世界的大流行の影響でFIFA総会が同年9月に延期となった。 2020年5月15日、FIFAは開催国の決定を6月25日に行うFIFAカウンシルで決定すると発表。6月上旬に各招致地から提出された招致ブック(開催提案書)や視察をもとに評価レポートを公表の上、FIFAカウンシルメンバーによる投票で決定する予定と告知した。 6月25日のFIFAカウンシルメンバーによる投票の結果、開催国がオーストラリア・ニュージーランドに決定された。 投票結果立候補協会票数 オーストラリア・ ニュージーランドの共催 22 コロンビア 13 投票せず(立候補国の理事) 2
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