長期ロケによる限界調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/28 19:25 UTC 版)
「イカリングの面積」の記事における「長期ロケによる限界調査」の解説
「厚底サンダルを地面に擦り続けて何km進めば普通のサンダルになるか(厚底サンダルの限界)」という調査にハローバイバイが挑戦したのを機に、番組は長期ロケをスタートさせた。調査は、ハローバイバイの関暁夫が厚底サンダルを履いた状態で自転車に乗り、彼が乗る自転車を相方の金成公信が押すという方法で行われた。2人は東京から東海道を西へと進み、さらに山陽から九州へと進み、九州をほぼ1周したところで厚底サンダルは見事普通のサンダルになった。しかし、それを一般人たちに見せて「これは何か」と聞いて「サンダル」と答えてもらえないとゴールしたことにならないというルールがあった。最初に尋ねた人物からは「厚底」と答えられて失敗し、2人目でようやくゴールとなった。その後、2人は高下駄を手渡されて「これの限界を調べなさい」と指示され、関が「ふざけるな!」と怒ったところで調査は終了した。道中での路銀を工面する方法は、道行く人々に自分たちの苦労話をしてお金を恵んでもらうというもので、博多駅前では応援に来ていた東野と蔵野にその現場を目撃された。 長期調査第2弾では、「ボウリング球を転がし続けて何km進めばビリヤードの球になるか(ボウリング球の限界)」の調査が行われた。前回は街の人々にお金を恵んでもらいながら調査を続けるという問題点があったため、この行為は禁止された。代わりに、道中にボウリング場があれば1人1球(計2球)だけボウリングをして、どちらかがストライクを出せれば豪華食事会が開かれるというルールが用意された。また、お金を恵んでもらわなければいいというルールを逆手に取り、道中ではリサイクルと称して食べ物や衣類を貰っていた。最初はパンの耳などだったが、結婚披露宴で余った食べ物や温泉(に入る)などもリサイクルと称して獲得していた。東京から北へと進み、青森まで来たところで、(放送されたこの年は)暖冬傾向なので北海道も雪が少ないだろうと番組ディレクターが判断したことにより、北海道に上陸して道内1周までするつもりだった。しかし、函館に上陸したところ、現地は積雪状態であり、球が回転せずに削れなかったためにここで折り返すことになった。また、この時に岸壁沿いでボウリング球を転がしていた金成がうっかり球を海に落としてしまい、地元のダイバーに探してもらったものの見つからず、これ以後は関の球のみで調査を続けることとなった。その後、東北を南下し、再度東京から西へと向かう途中で番組は最終回を迎えてしまった。番組終了を知らされた2人は怒りを顕にするとともに、残り数センチでゴールという状態の球を地面に強引に擦りつけていた。
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