長万部岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 21:28 UTC 版)
長万部岳 | |
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標高 | 972.6 m |
所在地 | ![]() 山越郡長万部町 瀬棚郡今金町 |
位置 | 北緯42度35分09秒 東経140度11分22秒 / 北緯42.58583度 東経140.18944度座標: 北緯42度35分09秒 東経140度11分22秒 / 北緯42.58583度 東経140.18944度 |
山系 | 狩場山地 |
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長万部岳(おしゃまんべだけ)は、北海道の山越郡長万部町と瀬棚郡今金町の2町にまたがる標高972.6mの山である。山頂には三等三角点「長萬部岳」が設置されている。北海道百名山及び北海道の百名山に選定されている。
概要
狩場山地東側に位置する長万部町の最高峰で、初夏時にはカレイの形をした雪形が見れるとされる。長万部岳周辺からは金や銀の他にマンガンや亜鉛などの鉱床があり[1]、山麓にはかつて二股鉱山がありラジウム鉱石が産出していたが、現在は廃坑になっており近くには二股ラヂウム温泉が営業している。山名の「長万部」はアイヌ語の「オシャマンベ(川尻のヒラメ・カレイのいる所)」に由来するとされる[2]。
道道842号を進んだ先の湯の沢川を越えた所に登山口があり、山頂までの登山道が整備されているが上部では藪が覆う箇所が複数ある。
脚注
- ^ 松村明 (1961). “北海道長万部鉱山付近の金・銀・銅・鉛・亜鉛・硫化鉄・マンガン鉱床”. 地質調査所月報 12 (12): 930-966 .
- ^ 函館開発建設部, 国土交通省北海道開発局. “道南地域データ 長万部町”. 函館開発建設部. 2025年5月1日閲覧。
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