鈴木啓太 (サッカー選手)とは? わかりやすく解説

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鈴木啓太 (サッカー選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/14 13:59 UTC 版)

鈴木 啓太
名前
愛称 ケイタ
カタカナ スズキ ケイタ
ラテン文字 SUZUKI Keita
基本情報
国籍 日本
生年月日 1981年7月8日(28歳)
出身地 静岡県静岡市清水区
身長 177cm
体重 67kg
血液型 O型
選手情報
在籍チーム 浦和レッドダイヤモンズ
ポジション MF
背番号 13
利き足 右足
クラブチーム1
クラブ App (G) 
2000- 浦和レッドダイヤモンズ 211 (5)
代表歴
2006-2008 日本 27 (0)0
1. 国内リーグ戦に限る。2008年12月30日現在。
Template(ノート ■解説)■サッカー選手pj

鈴木 啓太(すずき けいた、1981年7月8日 - )は、日本プロサッカー選手静岡市清水区出身。Jリーグディビジョン1浦和レッドダイヤモンズ所属。ポジションはMF。夫人はファッションモデル畑野ひろ子。同じくサッカー選手の水野晃樹は従弟[1]Jリーグ選手協会副会長。

目次

評価・プレースタイル

豊富な運動量を誇り、中盤の底で献身的に走り回り相手の攻撃の芽を摘み取るハードワーカー。味方選手が攻撃などで前線に上がってしまったときに出来てしまうスペースを埋める動き(カバーリング)を得意としている。しばしば「守備専」のボランチなどと評されているが、オーバーラップを駆使した攻め上がりを時折試みるなど攻撃面での意識のシフトも見られるようになっている。攻撃と守備のバランスを調整するバランサーとして活躍する。一番の武器は「戦術眼(危険察知能力)」。その反面、パスやシュートの精度は高くないが、最近は攻撃の起点になることもしばしばある。その守備力でイビチャ・オシムから「日本のマケレレ」と最大級の賞賛を得た。

来歴

小学生時代は清水FCに所属し、1993年の第17回全日本少年サッカー大会で準優勝を経験。また、中学時代は東海大一中(現在の東海大学付属翔洋中学校)の一員として全国中学校サッカー大会優勝の原動力となった。

東海大翔洋高校卒業後、2000年浦和レッドダイヤモンズに加入し、天皇杯でプロ初出場。翌年のヴィッセル神戸戦でリーグ戦初出場を果たし、そのままレギュラーに定着。2002年からはアテネオリンピックを目指すU-23日本代表にも招集されるようになり最終予選ではキャプテンも務めるも、監督であった山本昌邦が複数ポジションをこなせるユーティリティプレイヤーを好んで選出したため、本大会には選出されなかった。

2006年、日本代表監督にイビチャ・オシムが就任。A代表に初招集され、同年8月9日キリンチャレンジカップトリニダード・トバゴ戦で初出場を果たし、以後オシムジャパンでは唯一全試合先発出場を続けた。

また、クラブでの活躍により2006年、2007年と2年連続でJリーグ年間ベストイレブンに選出される。2008年にはサッカー担当記者選出の日本年間最優秀選手賞を受賞している。

2008年は前年まで浦和、日本代表で過密日程の中、フル稼働した疲労が溜まった影響か、扁桃炎の発症や度重なる負傷に苛まれ、苦しいシーズンを送る事となった。また、代表でも扁桃炎で離脱している最中に長谷部誠ボランチの定位置を奪われ、病気から復帰した後も本来のプレーを取り戻せない事も相まって2008年6月以降は日本代表に招集をされていない。

2009年山田暢久に替わり、チームキャプテンに就任。主に阿部勇樹ボランチでコンビを組み、大きな怪我も無くほぼフル稼働し浦和の中盤を支え続けた。また、2009年9月19日Jリーグ第26節、対川崎フロンターレ戦では自身2年振りとなるゴールも記録した。

プライベートでは2008年8月20日ファッションモデル畑野ひろ子との結婚と同時に畑野の妊娠が発表され[2]、2009年1月4日に披露宴が執り行われた。 2008年10月下旬に、PRIMA★STELLA RECORDSより、スペイン音楽より本人が選曲したコンピレーションアルバム「TRIP IN SPAIN」が発売された。

所属クラブ

ユース経歴

プロ経歴

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
2000 浦和 31 J2 0 0 0 0 2 1 2 1
2001 浦和 13 J1 15 1 2 0 4 0 21 1
2002 浦和 13 J1 26 1 4 1 1 0 31 2
2003 浦和 13 J1 29 1 10 1 1 0 40 2
2004 浦和 13 J1 25 0 8 0 4 0 37 0
2005 浦和 13 J1 29 0 6 2 4 0 39 2
2006 浦和 13 J1 31 1 6 0 5 0 42 1
2007 浦和 13 J1 33 1 0 0 1 0 34 1
2008 浦和 13 J1 23 0 1 0 2 0 26 0
2009 浦和 13 J1 32 1 7 0 1 0 40 1
通算 日本 J1 243 6 44 4 23 0 310 10
日本 J2 0 0 0 0 2 1 2 1
総通算 243 6 44 4 25 1 312 11
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFC ACL クラブW杯
2007 浦和 13 12 0 3 0
2008 浦和 13 1 0 -
通算 AFC 13 0 3 0

経歴

個人タイトル

代表歴

出場大会など

試合数

  • 国際Aマッチ 27試合 0得点(2006年 -)


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
2006 7 0
2007 13 0
2008 7 0
通算 27 0

出版

執筆書籍

脚注

  1. ^ 2007年5月3日に行われたJリーグ第9節、対ジェフユナイテッド千葉戦で鈴木は普段のプレースタイルに似つかわしくない鮮やかな股抜きドリブルを披露したが、その際に股抜きをされた選手は水野だった。[1]
  2. ^ 畑野ひろ子が浦和鈴木とできちゃった再婚
  3. ^ 全試合に出場し「今大会最も成長した選手」と評された(雑誌Number686号(2007年9月13日発売)、 評論家(後藤健生、田村修一、佐山一郎)の総評)。

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