ジョアン・ディクソン・カルバリオとは? わかりやすく解説

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ジョアン・ディクソン・カルバリオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 15:42 UTC 版)

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カルバリオ
名前
本名 ジョアン・ディクソン・カルバーリョ
João Dickson Carvalho
愛称 カルバリオ
ラテン文字 Carvalho
基本情報
国籍 ブラジル
生年月日 (1952-12-29) 1952年12月29日(68歳)
出身地 サンパウロ市
身長 172cm
体重 67kg
選手情報
ポジション FW
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジョアン・ディクソン・カルバリオ(João Dickson Carvalho、1952年12月29日[1] - )は、ブラジル出身の元サッカー選手、サッカー指導者。登録名は「カルバリオ」。

来歴

セルジオ越後の勧誘を受け1975年に日本藤和不動産サッカー部(後にフジタ工業クラブサッカー部と改称、現在の湘南ベルマーレ)に加入。セルジオは程なくしてクラブを離れるが、エースストライカーとしてマリーニョセイハン比嘉らのブラジル人選手と共に1977、1979、1981年に日本サッカーリーグ制覇に導き、黄金時代を築いた。カルバリオ自身も1977、1978年には得点王に輝いた[2]。日本リーグ通算117得点は歴代2位(1部通算77得点は歴代3位)。1977年の23得点は日本リーグの1シーズン最多得点記録である。

引退後は奥寺康彦の主催したサッカースクールのコーチを務めた(この間に『ビートたけしのスポーツ大将』のサッカーコーナーにカルロス・ニコトラと共にたけし軍の助っ人として出演経験もある)が、その後ブラジルへ帰国。コーチングライセンスを取得し兄が会長を務めるサンパウロ州リーグ2部(Campeonato Paulista da Segunda divisão、4部リーグに相当)のバレットスECのディレクターを務めている。

所属クラブ

個人成績

日本国内成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 JSL杯 天皇杯 期間通算
1974 藤和 27 JSL1部 -
1975 藤和/フジタ -
1976 フジタ 8
1977 18 23
1978 18 15
1979 17 7 2 1 4 4 23 12
1980 18 9 0 0 2 1 20 10
1981 17 1 3 1
1982 18 9 2 2 4 3 24 14
1983 横浜トライスター 関東 - 0 0
1984 全日空横浜 JSL2部 16 8 1 0 0 0 17 8
1985 8 JSL1部 11 3 1 0 2 2 14 5
通算 日本 JSL1部 152 77
日本 JSL2部 16 8 1 0 0 0 17 8
日本 関東 -
総通算

JSL東西対抗戦 3回出場(1979年、1980年、1981年)

・JSL東西対抗戦 1得点(1979年)

個人タイトル

  • 日本年間最優秀選手賞 1回(1977年)
  • 日本サッカーリーグ 得点王 2回(1977年、1978年)
  • 日本サッカーリーグ ベストイレブン 5回(1977年、1978年、1979年、1980年、1981年)

脚注

  1. ^ 『日本サッカーリーグ全史』 日本サッカーリーグ、1993年、253頁。
  2. ^ クラブ沿革”. 湘南ベルマーレ公式サイト. 2020年4月10日閲覧。

参考文献

  • 加部究 『サッカー移民-王国から来た伝道師たち』(双葉社、2003年) ISBN 4575296023
  • 『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993



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