道士郎の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 09:54 UTC 版)
桐柳 真理絵(きりう まりえ) 道士郎の母親。絵本作家。離婚調停中に、夫に次男の道士郎を奪われたらしく、その為か心内で夫のことを「バカ親父」と呼んでいる。道士郎を12年間探し続け、ついにネバダ州にいた彼を日本に呼び戻し再会。しかし武士として成長した道士郎の言動に振り回されるようになる。顔立ちと普段の立ち居振る舞いからは、高校生と大学生の息子がいる女性とは思えないが、時には母としての威厳を見せる。庭のある洋風のお洒落な家に住む。 桐柳 麗一(きりう れいいち) 道士郎の実兄。母親思いの青年だが、見る者によってはマザコンとも取れる人物として描写されている。大学で建築を専攻している。道士郎とは正反対に、風貌や性格は現代っ子そのもの。いわゆるイケメンだが、道士郎のように精悍な顔つきはしていないので、あるご近所さんには道士郎の弟と勘違いされたこともある。爽やかな容姿とは裏腹に、屈強な弟に対抗意識を燃やし、夜間に自宅庭の大きな岩を持ち上げる特訓に励むといった一面もある。 桐柳 拓弘(きりう たくひろ) 道士郎の叔父で公一の弟。冒頭の空港シーンのみの登場。道士郎たちと同居している訳ではない。ネバダ州から道士郎を連れて帰ってきた男。 桐柳 公一(きりう こういち) 道士郎の父親。弟・拓弘を見る限り、日本人であるが、道士郎をアメリカ・ネバダ州でターマウツオブ族と共に、「侍(または、武士)」に育て上げた張本人。細々と鍛冶屋をして彼を育てたらしい。麗一のことも父親らしい事が出来なかったことを悔いており、見事な日本刀を贈ってきた。 ホークアイ 道士郎曰く「偉大な目」の持ち主。クズを100%見分け、道士郎に「殿」を探すための助言をした。ただし、健助は適当な事を言って道士郎を誤魔化したのではないかと疑っている。作中名前のみ登場。 シロ(しろ) 道士郎の愛馬。名前は頭の上のタテガミが白いことから。道士朗がネバダ州から日本へ連れて来る許可を求めた際、麗一と真理絵はその名から犬と思い込んで許可。なお健助はウサギ、早乙女は鳥だと思っていた。 時に道士郎と川原で戯れ、時に牧草を運ぶ荷車を引いたりしている。麗一が用意してくれた小屋では当然納まらず、車を追い出した車庫に納まっている。
※この「道士郎の家族」の解説は、「道士郎でござる」の解説の一部です。
「道士郎の家族」を含む「道士郎でござる」の記事については、「道士郎でござる」の概要を参照ください。
- 道士郎の家族のページへのリンク