道士・僧侶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 08:31 UTC 版)
王九思(演:張洪斌) 怪しげな道士。嘉慶帝の御医・王金の弟子。崆峒山で修行に励んでいたが、孟冲の依頼を受け、下山。自慢の特製丹薬を用いて病床の隆慶帝を治療し、一時は隆慶帝を大いに回復させた。しかしその丹薬は危険な劇薬であり、隆慶帝を中毒症状に陥らせた。 隆慶帝の病を治癒したことで、大いに気に入られ、皇帝付きの御医となり、北京の街中で大いに威張り散らかし、傍若無人な振舞いが目に余った。ある日、街で評判の美女・方玉娘を誘拐しようとしたが、失敗。腹いせに玉娘の父親・方立徳とその兄・方大林を殴り殺した。その後、玉娘を誘拐しようとするも、偶然事件現場に出くわした内閣次輔・張居正に激しく一喝され、殺人罪で捕縛される。その後、複雑な事情により一時牢獄から解放されたが、隆慶帝が崩御し万暦帝が即位すると、再び張居正によって捕縛され、審問の後、殺人罪によって、ギロチンで処刑された。
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