運用国・組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 21:41 UTC 版)
クーデター軍 ユージア大陸北東、ノースポイントで勃発したクーデター事変の際に、クーデター鎮圧のため派遣された特殊戦術戦闘飛行隊「スカーフェイス」の攻撃から、クーデター軍の司令要塞イントレランスを防衛するため、クーデター軍によって「ADF-01 Z.O.E.」が使用された。搭載されていた戦闘機の無人化を可能とする戦闘用AI「Z.O.E.」は、ADF-01に搭載される以前に、F-14、F/A-18Eを初めとした既存の戦闘機に搭載されスカーフェイスとの数々の戦闘に投入されており、実戦運用データを利用することで、ADF-01搭載直前にはコブラなどの特殊空戦機動を可能とするほどの能力向上を見せていた。なお、クーデター軍がどのようにしてADF-01およびZ.O.E.を開発、あるいは入手したのかは不明である。 ユークトバニア連邦共和国 グランダー社より武器供与を受けていたユークトバニアでは、国内4箇所の工場でFALKENの開発製造を行っていた。しかし、オーシア軍がユークトバニア国内に侵攻したことにより、兵器工場や保管施設が破壊され、少なくともオーシアとの戦争期間中の実戦配備は間に合わなかったと思われる。 ベルカ公国(ノースオーシア・グランダー・I.G.) オーシア連邦の企業にもかかわらず、ベルカ公国の実質的な工作機関として機能していたグランダー社では、同社の「Z.O.E.プロジェクト」に基づき、極秘に「FALKEN」の開発を行っていた。また、工作活動の一環として、当時オーシア連邦と敵対していたユークトバニア連邦共和国と、FALKENの開発製造に関して何らかの協力関係にあったと思われる。工作活動発覚後、同社の関連施設は破壊または接収され、FALKENも完成することはなかった。 オーシア連邦 ユークトバニア本国への侵攻を開始したオーシア軍は、ユークトバニア軍の関連施設より開発中のFALKENの一部を接収している。また、グランダー社の施設からも同様に接収を行っており、これらの解析を元にFALKENを完成させている。2011年には、ノヴェンバー市で開催された航空式典にてX-02やADFX-01と共に展示飛行が行われ、一般にも公開された。
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