連載当時の人気と出来事
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「星の瞳のシルエット」の記事における「連載当時の人気と出来事」の解説
連載当時の人気と影響 同じ時期の人気漫画では池野恋『ときめきトゥナイト』が不動の人気だったが、これを追い抜いた水沢めぐみ『ポニーテール白書』もすぐに追い抜き、連載終了まで同誌人気No.1の座を誇った。連載初期の『200万乙女のバイブル』のキャッチフレーズも、この連載で『りぼん』の読者がさらに増加し当時の公称部数が250万に増加したことから『250万乙女のバイブル』に変更となった。 この作品が連載終了すると同時に、これを目的に購読していた中・高校生の読者が離れていき、それが『りぼん』読者の低年齢化につながっていった。 また男性読者も多く、作者も「意外と男性のファンレターが多い」とコメントしている。後年に読破して1980年代恋愛漫画の原書の1つとして語られることがある。カラー扉絵が多かったことから、書店では切り抜きによる棚POPなどを作られる機会も多かった。 久住くん代ゼミ事件 代々木ゼミナールの模試で、成績優秀者に「青陵高校」の「久住智史」が多数の教科で全国1位をとり、5科目合計では全国2位、志望大学は「天文学科」がある数少ない大学の京大理学部で掲載されたというもの。このことは当時の『りぼん』のお便りコーナー(みーやんのとんでもケチャップ)に多数よせられ、これに対する反響も大きく、同コーナーで「久住くん代ゼミ事件」として扱われ、事件についてみーやんが推理をしたり推理が募集されたりした。 事件の真相としては、反響のあと受験した本人から「とんケチャ・事件の真相コーナー係」宛で手紙と証拠の模試の紙が送られ、本作品のファンであった男子学生が本作品への想いを形にしたい、またウケ狙いもあり、これを実行したというものであった。 星のかけら 『りぼん』の応募者全員プレゼントで「星のかけら」が採用されたことがあり、シルバー風のチェーンに水晶柱風の薄い水色のプラスチッククリスタルを模した「星のかけら」をあしらったネックレスチェーンが作られた。この他、赤い布製キャラクタープリントのポーチやペンケースなどが企画された。他の『りぼん』付録でもトランプやカレンダーなど紙製付録が多数企画された。
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