逆説とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 学問 > 学術 > > 逆説の意味・解説 

ぎゃく‐せつ【逆説】

読み方:ぎゃくせつ

一見真理そむいているようにみえて、実は一面真理言い表している表現。「急がば回れ」など。パラドックス

ある命題から正し推論によって導き出されているようにみえながら、結論矛盾をはらむ命題逆理パラドックス

事実反す結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論反対する論拠容易に示しがたい論法ゼノンの逆説が有名。逆理パラドックス


逆説

作者崔明翊

収載図書近代朝鮮文学日本語作品集―1908〜1945 セレクション2 小説
出版社緑蔭書房
刊行年月2008.6


パラドックス

(逆説 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 13:37 UTC 版)

パラドックスparadox)とは、正しそうな前提と、妥当に思える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す言葉である。逆説背理逆理とも言われる。


  1. ^ 三浦俊彦『論理学がわかる事典』日本実業出版社、2004年2月。ISBN 4-534-03710-4 
  2. ^ Weisstein, Eric W. "Pseudoparadox." From MathWorld
  3. ^ エドワード・ハリソン (Edward Harrison)『夜空はなぜ暗い? — オルバースのパラドックスと宇宙論の変遷』長沢工監訳、地人書館、2004年11月。ISBN 4-8052-0750-7 
  4. ^ ポール・クルーグマン、ロビン・ウェルス『クルーグマン マクロ経済学』大山道広・石橋孝次・塩澤修平・白井義昌・大東一郎・玉田康成・蓬田守弘訳、東洋経済新報社、2009年4月、333頁。ISBN 978-4-492-31397-8 
  5. ^ ポール・クルーグマン、ロビン・ウェルス『クルーグマン ミクロ経済学』大山道広・石橋孝次・塩澤修平・白井義昌・大東一郎・玉田康成・蓬田守弘訳、東洋経済新報社、2007年10月、499頁。ISBN 978-4-492-31383-1 
  6. ^ 武隈清 (2007年9月16日). “ジャパニーズパラドックスについて(2007/9/16)”. 健康トライアングル. あいち健康プラザ あいちの森健康科学総合センター. 2011年12月19日閲覧。
  7. ^ 田村 好史「内臓脂肪と異所性脂肪 “脂肪筋” から考える運動の役割」『オレオサイエンス』第15巻第8号、公益社団法人 日本油化学会、2018年2月1日、349-354頁、doi:10.5650/oleoscience.15.349 


「パラドックス」の続きの解説一覧

逆説

出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 02:18 UTC 版)

名詞

ぎゃくせつ

  1. 一見間違い矛盾思えるが、正しさ合理性のある表現。「負けるが勝ち」や悪人正機説などの類。
  2. 前提推論正しく、または正しいように思えるのに、間違い矛盾のある結論導かれること。「アキレスと亀」などの類。

発音(?)

関連語

翻訳


「逆説」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



逆説と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「逆説」の関連用語

逆説のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



逆説のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパラドックス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの逆説 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS