近年の目撃談
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妖怪研究家・山口敏太郎のもとに寄せられた情報によれば、近年においても一反木綿を思わせる布状の飛行物体の目撃談は多い。 伝承地の鹿児島では、低空を飛ぶ白い布のような物体が目撃されている。同じ九州の福岡県では、新幹線と併走するように猛スピードで飛ぶ一反木綿が、新幹線の乗客により目撃されている。 九州以外でも、東京都の東高円寺や荻窪でも目撃されている。東高円寺では犬の散歩中の女性が空を飛ぶ布を目撃し、しばし追跡したという。 静岡県である小学生が目撃したものは、透明なシーツ状でゆらゆらと動いており、全体の形状は長方形に近いが先端が尻尾状に細くなっていたという。 2004年には兵庫県のUFOビデオ撮影友の会が、六甲山上空に正体不明の布状の飛行物体を撮影した事例があり、その大きさは30メートルもの巨大なものだったという。 俳優・佐野史郎はドラマ『京極夏彦「怪」』の撮影中、撮影所の空に舞う一反木綿を目撃し、その姿は長く白い布状だったという。
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近年の目撃談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 23:10 UTC 版)
1971年4月。宮城県牡鹿郡女川町の漁船・第28金比羅丸がニュージーランド方面でマグロ漁をしていたところ、巻き上げていた延縄が突然切れ、海から大きな生物状のものが現れ、船員たちは化け物といって大騒ぎになった。それは灰褐色で皺の多い体を持ち、目は直径15センチメートルほど、鼻はつぶれ、口は見えなかった。半身が濁った海水の中に没していたために全身は確認できなかったが、尾をひいているようにも見えたという。モリで突く準備をしていたところ、その化物は海中へと消えたという。 遠洋水産研究所の焼津分室の係員はこの目撃談を聞き、本職の漁師たちが魚やクジラなどの生物を化物と誤認することはないとしている。また目撃談では水面から現れた半身は1.5メートルほどだったといい、全身はその倍以上の大きさと推測されることから、そのような生物は聞いたこともないと話していたという。 この怪異談は、毎日新聞の同年7月17日号の新聞記事にも掲載された。
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