辰巳用水
| 疏水の概要 | |||||||||||||||
■疏水の所在 金沢市上辰巳町地内東岩から兼六園まで延長約11km内水トンネル3.7km ■所在地域の概要 辰巳用水受益地区内の犀川地区は金沢市有数の米産地として発展し、下流の崎浦地区は石川県有数の果樹生産地並びに加賀野菜の産地として金沢市45万市民の台所を潤し、東京や大阪にも出荷し主要野菜産地として知られている。 ■疏水の概要・特徴 辰巳用水は金沢城防備のため堀に水を引き入れ、城内の飲料水、城下町金沢の防火用水として寛永9年(1632年)に三代藩主前田利常が当時算勘の智に丈けた小松の町人板屋兵四郎に命じて造らせたもので金沢市内を流下している犀川の上流上辰巳地内より水路トンネルを掘り水を取り入れ3.7kmのトンネルを通り金沢城下の小立野台地を流れて当時は金沢城に取り入れた用水であるが、現在は国の特別名勝である兼六園に取り入れをしている。金沢城へ取り入れた当時は途中城を取り囲む堀があり、その下を当時としては画期的な全国でも始めての逆サイフォンの原理を以って高台の城内へ水を引き上げてたもので、全国的にも有名である。 |
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