輪廻の中に封じられた悪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 21:42 UTC 版)
「VS騎士ラムネ&40炎」の記事における「輪廻の中に封じられた悪」の解説
大邪神アブラーム 声 - 飯塚昭三 ラムネスの敵。その始まりとなった出自は謎。繰り返される運命の輪の中では、「勇者ラムネスの定理」の逆定理によって生まれた強大な闇。 前作『NG騎士ラムネ&40』の「妖神ゴブーリキ」を生み出した存在である。 分身である妖神ゴブーリキと異なり、完全なシリアス調かつ絶対的な力を持った悪役で、闇か黒い炎が人の形をとっているかのような姿をしている。 コミック版では、人々が無意識のうちに放出している「負の想念」が6高次元空間に蓄積されて、3次元上に物質として実体化した存在。オルガンが閉じた時空(ロジックリング)をつくったことで、アブラームからただの分身を越えた「光」を滅ぼす者としての「もう一つのアブラーム」(妖神ゴブーリキ)が誕生。 ブラックラムネス 声 - 結城比呂 年齢:肉体的には18歳 / 身長:190cm / 体重:自在に変化できる / 血液型:A型 / サイズ:B88W52H85 初代ラムネスの体の中に封印されたアブラームが、その体を乗っ取った姿。ラムネスの肉体によってその能力は大きく制限されているが、初代ラムネスの肉体の記憶によってループの構図に気付いている。肉体の中に封じられているアブラームの8枚の翼であるVSフィールドの中に神霊騎士の搭乗者たちをに送り、その間に2代目ラムネスと聖なる3姉妹をアブラームの体内に引きずり込んで対決。4人を石化させた。極霊騎士ゴッドブラームに乗ってラムネスと戦いを繰り広げ、最期に「ラムネスたち」の意志の力に負け、カイゼルファイブレードに貫かれて果てる。しかしそれは、アブラームを封印から解き放ち完全復活させることになる。 なお、ブラックラムネスは前作『NG騎士ラムネ&40』の小説作品の一つであり、本作の叩き台にもなっている『NG騎士ラムネ&40EX3ラスト・ラスト』にも登場している。 コミック版では逆に、復活したアブラームを倒してあらわした真の姿として、強大な闇の力とともに初代ラムネスとしての力を行使する。ブラックラムネスという呼称は用いられておらず、無感情に力を使う存在。もはやアブラームとは言い難い存在になっているが、この初代ラムネスからやがて未来を滅ぼすアブラームが生まれることになる。「ラムネスの剣」もラムネードではなくラムネスを主として選んだが、「“少年”の剣」(ラムネードの剣)によって消滅した。
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