軍旗の歴史とは? わかりやすく解説

軍旗の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 18:10 UTC 版)

軍旗」の記事における「軍旗の歴史」の解説

1870年6月13日明治3年5月15日) - 陸軍国旗章並諸旗章兵部省提灯ノ印ヲ定ム(太政官布告355号)により「陸軍御国旗陸軍御國旗)」が各「大隊旗」とともに定められる。この陸軍御国旗は、縦4尺4寸(約1.33m)で横5尺(約1.51m)の房なし十六旭日旗である。なお、この旗の制定当時御親兵正式に発足する以前であり、考案兵部省よる。 1874年明治7年1月23日 - 初め軍旗近衛歩兵第1連隊及び近衛歩兵第2連隊対し明治天皇親臨のもと日比谷操練所にて親授された。親授に際して近衛歩兵第1連隊明治天皇より「近衛歩兵第一連隊編制成ルヲ告ク 仍テ今軍旗一旒ヲ授ク 汝軍人協力同心シテ益々武威発揚シ以テ国家保護セヨ」の勅語賜り連隊長野崎貞澄陸軍歩兵中佐は「敬デ明勅ヲ奉ズ 臣等死力ヲ竭シ誓テ国家保護セム」と奉答した。 1879年明治12年12月2日 - 「太政官布告130号」により、歩兵連隊騎兵連隊砲兵連隊の「軍旗」が定められる。この歩兵連隊軍旗は縦2尺6寸4分(約0.8m)で横3尺(約0.91m)、騎兵砲兵連隊軍旗縦横2尺1寸(約0.64m)で、旗の四方金モール(黄線)で縁取られた紫房の十六旭日旗である。また、旗面の竿側下角部には連隊名を記入する白抜き部分があり、付属となる旗竿(きかん)は4段巻き黒漆仕上げ竿頭かんとう)には金色金属製の菊花紋章付される。 なお、騎兵砲兵連隊は「軍旗制定時にはまだ大隊であり編成されていなかったため、授与されていない当時はまだ大隊編制)。 1885年明治18年1月10日 - 太政官布告により砲兵連隊軍旗廃止される一方後備歩兵連隊軍旗制定される後備歩兵連隊軍旗赤房である以外は常備歩兵連隊軍旗変らない1896年明治29年11月18日 - 騎兵大隊騎兵連隊改編されるの伴って初め騎兵連隊軍旗授与される

※この「軍旗の歴史」の解説は、「軍旗」の解説の一部です。
「軍旗の歴史」を含む「軍旗」の記事については、「軍旗」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「軍旗の歴史」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から軍旗の歴史を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から軍旗の歴史を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から軍旗の歴史を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「軍旗の歴史」の関連用語

軍旗の歴史のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



軍旗の歴史のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの軍旗 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS