軍旗に関する敬礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 18:10 UTC 版)
『陸軍礼式令』(昭和15年1月25日軍令陸第3号)によると、第4章に軍旗に関する敬礼が定められている。 軍旗の敬礼 軍旗は、天皇に対するとき及び拝神の場合に限り敬礼を行うものとされ、連隊旗手、軍旗衛兵並びに軍旗中隊及び誘導将校、護衛下士官並びに軍旗誘導部隊は、軍旗の敬礼を行う場合に限り敬礼を行うものとされた。 軍旗に対する敬礼 抜刀将校や武装下士官兵の軍旗に対する敬礼は天皇に対する敬礼に同じであり、抜刀将校は刀の礼、武装下士官兵は捧銃・捧刀の礼を行う。室内においては、拝礼する。軍旗に行き遇いまたはその傍を通過する者は、行進間においては停止し、乗馬者は乗馬のまま、乗車者は乗車のまま軍旗に面して敬礼を行う。 この敬礼は連隊長や連隊旗手ではなく、飽くまで軍旗に対して行われる。
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