護翼軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:56 UTC 版)
「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」の記事における「護翼軍」の解説
石灰岩ノ肌(ライムスキン、Limeskin) 声 - 小杉十郎太 紺色の目を持つ爬虫種(レプトレイス)の大男。護翼軍第二師団に所属する軍人で一位武官。 ヴィレムの直属の上司にあたる。戦士という言葉にこだわりを持ち、小難しい言い回しを好む。クトリたちが妖精郷の門を開かざるをえない可能性があることを理解しているため公式な場ではヴィレムたちにも素っ気ない態度で通している。ヴィレムがクトリたちの正体を知ることで悩みを抱えることを懸念し、当初は彼女たちに関するヴィレムからの問いには故意に回答しない方針をとっていた。 クトリたちに対しても決して使い捨ての道具とは考えておらず、ヴィレムとの出会いで迷いを抱いたクトリの相談に対して真剣に応じるなど私的な場面では非常に親身になって接してくれている。 当初はヴィレムのことを取るに足らない者と軽視していたが、ヴィレムがクトリの覚悟を覆してみせたことで次第に彼を認め、期待を抱くようになる。その後もクトリたちが本意でないのであれば、妖精郷の門を開かないことを前提に軍が責任をもって戦い抜くことを約束した。 スウォン・カンデル(Souwong Kandel) 声 - 麦人、田村睦心(少年期) 希代の才能を秘めた呪蹟師(ソーマタージスト)。500年前のヴィレムの仲間の一人であり実年齢は539歳(外見は83歳)。 人々からは〈大賢者〉と呼ばれており、護翼軍の相談役を担っている。昔から白いマントにこだわりを持っている。一人称は「儂」だが再会したヴィレムの前では少年時代のように「僕」と名乗る。 地神(ポトー)の一柱、翠釘候(ジェイドネイル)との戦いにおいて瀕死の重傷を負ったが、自身に呪詛を施すことによって不死者となり現在まで生き永らえきた。〈獣〉によって侵略された際、地神の一柱、黒燭公(イーボンキャンドル)と共に浮遊大陸群(レグル・エレ)を作り、生き残った種族を空へと導いた。〈獣〉の正体を知っているようだがヴィレムには語ろうとはしなかった。 黄金妖精を発生させている張本人であり、彼女たちをただの兵器としてしか扱っていないが、なんらかの負い目は感じているようで、彼女たちとの接触は避けてきた。 見た目が老爺なのは執筆者の枯野が「じじいが書きたかった。どうしても書きたかった。」というのが理由。 バロニ・マキシ 声 - 鈴木千尋 兎徴種(ハレサントロポス)。護翼軍の憲兵一位武官。 遺跡兵装の調整ができるヴィレムの存在を知り、11番島にて彼の前に現れ、知恵を借りるべく大賢者の元まで連れて行く。 ゴドレイ・モグタマン 声 - チョー 紫小鬼(グレミアン)の一位技官。〈獣〉に撃墜された地上調査隊の飛空挺『サクシフラガ』の生存者を救助する飛空挺『プランタギネスタ』の指揮官を務める。
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