認可に至るまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 04:18 UTC 版)
那古船形駅より内房線沿いに富浦方面へと走る現在の県道が狭隘であることで1995年(平成7年)、当時の館山市長が県に整備を要望するなどしたが、予定区域には人家が密集しており、なかなか建設までの道筋がつけられなかった。 しかし、館山自動車道の全通、海岸の整備などにより、「館山の玄関口でもあり、海辺のまちづくりや船形・那古地域の活性化には必要不可欠」として地元の船形地区が中心となり市全域で、署名を実施した結果、2008年(平成20年)2月に、県などに建設を要望した。 2013年(平成25年)1月20日に館山市役所本館2階会議室にて、都市計画変更の公聴会が開催された。館山都市計画道路の変更(館山市決定)概要資料の計画平面図によると、船形バイパスの計画は一部分のルート変更が行われ、最も人家が密集した住宅地を避けて、やや海岸寄りを通る事となった。既存県道からの分岐点が仲尾川跨線橋付近である事や、船形小学校脇を通る事に当初予定からの変更はないが、「海岸通り」との合流点は 200mほど館山駅寄りに変更となった。また幅員は14m、右左折レーンのあるところでは最大18・8mに変更され、両側に3・5mの歩道が設けられる。 2014年(平成26年)3月28日に千葉県の認可があり、開発計画を周知する標識が、道路建設用地に設置された。平成26年4月20日付の房日新聞によると、都市計画道路船形館山線「(仮称)船形バイパス」が、県知事から都市計画事業の認可を受け(中略) いよいよ着工する運びとなった。全体事業費は約12億7000万円(うち国庫補助金約7億円)で、平成34年3月31日までの完成を目指す。
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