計画のみ・開発中の派生型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:54 UTC 版)
「サーブ 39 グリペン」の記事における「計画のみ・開発中の派生型」の解説
シーグリペン(グリペン マリタイム) グリペンNGの艦載型。インド向けに計画されたもので、選定された場合開発が行われる予定であった。インドでは選定はされなかったが、ブラジルのミラージュ2000の後継機として選定されたことにより、同国が運用する空母「サン・パウロ」に搭載しているAF-1の後継として開発される可能性が浮上している。計画はスウェーデンと英国が共同で行い、艦載機としての改造部分については英国のGKNエアロスペース社と契約されている。 ベース機の特徴である多彩な武装とメンテナンスコストの低さを重視しつつ、離着艦に対応した着陸装置の強化(たとえばノーズギアがグリペンNGやE/F型で採用された単輪式からA/B/C/D型のダブルタイヤに戻されている)、アレスティング・フックの取り付け、カタパルト射出用アタッチメントの取り付け、腐食対策が予定されている。 2019年現在は『グリペン マリタイム(Gripen maritime)』という名称で大まかなプランと運用中のCG画像が公開されている。 グリペン UCAV D型をUCAV(無人戦闘攻撃機)化する計画。スウェーデン空軍で行なわれている。 グリペン EW F型をベースにした電子戦機。 グリペン アグレッサー C型をベースにした仮想敵機型。民間軍事会社による空中戦訓練の支援での使用を想定したもので、兵装搭載能力は持たないがC型と同等のデータリンク/電子戦能力を備える。 P306/P305 2008年6月26日に発表された発展型案。垂直尾翼を双翼、胴体下面中央と両主翼付け根にウェポンベイを設置し、ステルス性と超音速巡航能力を向上しながらも、翼幅約12m、全長17-18mと大型化する。エンジンを双発にしたP306と単発のP305がある。 韓国のKFXとして提案された。
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