言論出版妨害事件と政教分離とは? わかりやすく解説

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言論出版妨害事件と政教分離

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:11 UTC 版)

公明党」の記事における「言論出版妨害事件と政教分離」の解説

1969年末、創価学会批判する藤原弘達著書『創価学会を斬る』の出版中止を、公明党自民党幹事長田中角栄働きかけていたことが公になる(「言論出版妨害事件」)。 翌1970年にかけて、創価学会同様の行為常習的に行っていたことが露見し日本国憲法第21条保障されている「言論の自由」を侵すものとして社会的な批判受けた。これを発見した不破哲三日本共産党国会で徹底追及行い藤原取材行い池田証人喚問まで要求したが、当時佐藤栄作政権野党分断狙って要求をかわし続け池田喚問回避された。以降しばらく、公明党自民党対す事実上閣外協力余儀なくされる1970年5月3日創価学会総会池田事件謝罪し創価学会公明党との間の体質改革宣言する具体的には「政教分離」の徹底で、 創価学会幹部議員兼職廃する池田自身も、今後とも政界進出はしない公明党自立性高め創価学会は党の支持団体立場徹する選挙など政治活動はあくまで党として行い創価学会支持団体としての応援留まる。 「国立戒壇構想国教化意味するものではなく以降、この言葉一切使わない創価学会会員の活動問題起こした時には厳正に処罰する。 などといった方針打ち出された。 6月25日党大会新し綱領制定され綱領からは宗教用語全て削除された。

※この「言論出版妨害事件と政教分離」の解説は、「公明党」の解説の一部です。
「言論出版妨害事件と政教分離」を含む「公明党」の記事については、「公明党」の概要を参照ください。

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