解散後の出来事
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「ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット、もしくはLSD解放同盟」の記事における「解散後の出来事」の解説
バンド活動期には、TV・雑誌・新聞等のマスコミには一切登場しないというポリシーを貫いたため、一般には知られることは少なかったが、解散後の2005年に公認サイトが立ち上げられ、ウェブを通じて初めて一般に情報が公開された。 2007年、芙苑晶の80-90年代の代表曲をトランス・レイヴ・ドーターズをはじめとする内外のDJがリミックスを手がけたクラブ・リミックス・アルバム『恍惚的宇宙論 / トランス・レイヴ・コスモロジー (Trance-Rave Cosmology)』がリリースされた(芙苑晶 with トランス・レイヴ・ドーターズ名義)。同アルバムには「ファー・イースト」の過去の代表曲として『Ibiza Breakfast(イビザで朝食を)』、『Kama Sutra Part 4 (カーマ・スートラ/愛の性典 パート4)』の2曲のトランス・リミックスが収録された。また、バンド解散と同時に音楽界を引退していたスペースDJリョウがリミキサーとしてゲスト参加したことや、その当時から仲違いしていたと言われる元・メンバーの芙苑晶・スペースDJリョウの二人の交流が、このプロジェクトを介して約十年ぶりに復活した。 2008年9月9日、現在の若い世代のファンからの公開質問状による「Q&A集」、同バンドの元・メンバーである芙苑晶・スペースDJリョウの二人による最新の「eメール書簡集」の二部構成によるサイト「レイヴ聖典 - 芙苑晶 + スペースDJリョウ - ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット (Far East Acid House Quartet)」が立ち上げられた。解散後、残された元・メンバーである二人は、バンドに関しては長らく沈黙を守り続けていたが、公の場で発言するのは、11年ぶりのことである。とくに「eメール書簡集」においては、テクノミュージックや野外レイヴに始まり、政治、経済、文化、世界情勢、テロリズム、さらには現代日本のニートやフリーター問題に至るまで、さまざまなテーマが語られている。
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