トランス・レイヴ・ドーターズとは? わかりやすく解説

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トランス・レイヴ・ドーターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 23:15 UTC 版)

トランス・レイヴ・ドーターズ(Trance-Rave Daughters)は、日本のガールズDJデュオ。DJアゲハと香港リルによるトランスユニット。「ゴアパン名人(Goa-Pants Meijin)」の別名を持つ。

概要

ともに1980年生まれ。1994年、日本の伝説的レイヴ・バンド、ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットの野外レイヴ・パーティに偶然参加、衝撃を受ける。

彼らへのリスペクトから、高校入学時の1995年頃より、各地のクラブ、野外レイヴ・パーティなどでDJ活動を開始。トランスの世界へ入った。結成当初はルーズソックス・ドーターズ(Loose Socks Daughters)というユニット名であった。

のちに、「ゴアパン名人(Goa-Pants Meijin)」の別ユニット名義でも活動していたが、これは、二人ともいわゆるゴアパン(サイケデリックトランスの野外パーティなどでしばしば着用される、幻覚のような色彩をあしらったレイヴ・ウェア「ゴア・パンツ」の略称)をプレイ時に常に着用していたことから来ている。

2000年頃よりトランス・レイヴ・ドーターズ(Trance-Rave Daughters)名義に定着した。

この頃より、日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアなどの世界各地のレイヴ・パーティにDJ出演。とりわけインドネパールには、彼女たち自身がトラヴェラーとしてよく通っており、縁が深かった。

ハルシノジェンファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットなどに影響を受けており、初期のプレイリストは、サイケデリックトランスゴアなどが主体であったが、ジャンルの幅を次第に広げて現在に至る。

芙苑晶プロデュースにより、2000年、「Moog Trance Universe」でニューヨーク州のレーベル Nerve Nets Records よりアーティスト・デビュー。初のオリジナル曲も披露した。

リミックス・アーティストとしては、おもに幻覚植物研究所ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット芙苑晶、Hypnotic Twin など、ラヴァランプ・レコーズ(アメリカ、ワシントン州)系のアーティストの作品をよくリミックスしている。

ディスコグラフィー

  • 『Moog Trance Universe』  (2000年
  • 『恍惚的宇宙論/トランス・レイヴ・コスモロジー(Trance-Rave Cosmology)』  (2007年

芙苑晶 with トランス・レイヴ・ドーターズ)

メンバー

  • DJアゲハ (DJ Ageha)(1980年 -)
  • 香港リル (Hong Kong Lil)(1980年 -)

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