性典とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 出版 > > 性典の意味・解説 

せい‐てん【性典】

読み方:せいてん

性について書かれている書物


性典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 05:54 UTC 版)

性典(せいてん)は、性について書かれた書物[1]

概要

性典は性についての様々なことが書かれており、性のハウツー本的な側面もある[2]。古代インドの『カーマ・スートラ』や『房中術』が代表的な性典とされており[3]、日本においては江戸時代にも書かれた。その内の一つに『和合淫質録』がある[4]

性典は宗教教理に則って書かれることもある[5]。例えば、『匂える園』は、クルアーン雌牛章223節の「女子は汝の畑なり、行きてよく耕すべし」という章句に基づいている[6]

メディアミックス

性典ものは映画作品として製作・上映されることもある[7]

性典とされる書物

出典

  1. ^ 性典(セイテン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年6月2日閲覧。
  2. ^ 春画ール『春画にハマりまして。』CCCメディアハウス、2021年3月31日。ISBN 978-4484212067 
  3. ^ 『世界の二大性典: 『カーマ・スートラ』と『房中術』究極の“性書”は、やっぱりスゴイ!』河出書房新社、2009年1月19日。 ISBN 978-4309497143 
  4. ^ スケベしすぎの病気に効く!? 江戸時代の秘薬を再現して飲んでみた”. ワニブックス (2020年10月14日). 2024年6月2日閲覧。
  5. ^ 原 2019, p. 141.
  6. ^ 原 2019, p. 144.
  7. ^ 南美川洋子の特集上映が開催、性典ものやお色気コメディなど10本”. ナタリー (2017年10月20日). 2024年6月2日閲覧。
  8. ^ 『明治の「性典」を作った男』書評 時代と格闘した人を再発見”. 朝日新聞社 (2018年6月8日). 2024年6月2日閲覧。

参考文献

  • 原比露志 (2019年4月). “東洋愛慾文献覺え書”. 文化人の性風俗誌 あまとりあ 3【復刻版】 (久保書店). 



性典と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「性典」の関連用語

性典のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



性典のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの性典 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS