観衆の妨害とは? わかりやすく解説

観衆の妨害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:55 UTC 版)

守備妨害」の記事における「観衆の妨害」の解説

1995年6月20日阪神横浜ベイスターズ横浜スタジアム9回表阪神攻撃)。先頭打者新庄剛志横浜佐々木主浩投手から打った打球は、左翼スタンド届きそうな大飛となったが、阪神ファンフェンス際で振っていた応援旗当たってしまい、フィールド内に落下した打球見送りかけていた宮里太左翼手は、慌ててボール拾って送球したが、新庄三塁まで到達した審判団協議結果観衆による守備妨害があったと認め打球二塁打判定新庄二塁戻され試合再開された。阪神中村勝広監督は、妨害なければスタンド入っていたはずだと抗議したが、認められなかった。 2016年6月14日東北楽天ゴールデンイーグルス巨人東京ドーム) 7回表(楽天攻撃)、打者オコエ瑠偉右翼ファウル地域フライ打ち上げた巨人長野久義右翼手捕球体勢入ったところ、グラブを手にした観客観客席から身を乗り出して打球捕球しそのままフィールド内に転落した審判団協議結果観衆による守備妨害があり、妨害なければ長野捕球できていたと認めオコエアウト宣告された。 2019年7月22日シアトル・マリナーズテキサス・レンジャーズT-モバイル・パーク1回表(レンジャーズ攻撃)、打者ハンター・ペンス三塁ファウル地域フライ打ち上げたマリナーズカイル・シーガー三塁手は、飛球追って三塁スタンドフェンス際まで走りフェンス上方グラブ伸ばして捕球しようとした。このとき、グラブを手にした観客立ち上がりシーガーグラブの上飛球を捕った。三塁塁審は、「スタンド入りそうな打球捕球しようとしている野手観衆妨害され場合野手は危険を承知プレイしている」ので、打球スタンド入ったもの(ファウルボール)とし、観衆による守備妨害としないセーフシグナルナッシング)と判定した2021年5月1日楽天ロッテ(楽天生命パーク宮城) 4回裏(楽天攻撃)、打者小深田大翔左翼ファウル地域フライ打ち上げたロッテ角中勝也左翼手飛球追って捕球体制入ったところ、観客が身を乗り出して打球捕球しようとし、それにより、角中落球した。審判協議結果観衆による守備妨害があり、妨害なければ角中捕球できていたと認め小深田はアウト宣告された。

※この「観衆の妨害」の解説は、「守備妨害」の解説の一部です。
「観衆の妨害」を含む「守備妨害」の記事については、「守備妨害」の概要を参照ください。

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