観心寺縁起
主名称: | 観心寺縁起 |
指定番号: | 2397 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1982.06.05(昭和57.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 2巻 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 『観心寺縁起』は、平安時代初め空海(弘法大師)が雲心寺を改めて観心寺とした由緒と、空海にまつわる縁起七箇条を記したものである。後亀山天皇宸翰奥書本は、応永元年(一三九四)に、後亀山天皇が石山寺経蔵本を写させ、これを当寺縁起の正本に擬すべきことを奥跋に証されている。後小松天皇宸翰本は、応永二十年に天皇自ら本文を書写されたもので、漉返し紙に絵絹を貼り金罫をひいて、流麗な書風をみせている。巻末に「太上天皇(花押)」と署名があり、ついで同年関白近衛経嗣が、この一巻が後小松天皇の宸翰であることを証する跋を加えている。『観心寺縁起』の最古本で、両天皇の筆跡を伝えて貴重である。 |
重要文化財のほかの用語一覧
書跡・典籍: | 観世音法楽和歌 観世音菩薩受記経 観弥勒上生兜率天経賛巻下残巻 観心寺縁起 観無量寿経 観自在菩薩如意輪瑜伽法要残巻 観音堂縁起 |
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