視聴率低迷で終了・吉本枠の復活からテレビ朝日からの同時ネット枠への転換
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「日曜笑劇場」の記事における「視聴率低迷で終了・吉本枠の復活からテレビ朝日からの同時ネット枠への転換」の解説
吉本興業が創業100周年を迎えた2012年(平成24年)には、4月から1年にわたってなんばグランド花月で『吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語』が上演されたため、同年度に放送の『熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん』では公開収録の会場を5upよしもとに変更した。しかし、視聴率低迷に歯止めが掛からなかったため、朝日放送では『しゃかりき駐在さん』の放送期間終了を機に『笑劇場』の休止を発表し、2013年4月改編で、放送枠を『プレミアムサンデー』に改めたうえで、1時間ドラマの再放送や特番に充てる事になった。これについて朝日放送は、「別の時間帯で開発したソフト(番組)を(『笑劇場』が放送されていた)日曜正午に持っていき、数字(視聴率)が取れる状態に戻したい」との意向を表明した。 その後、2015年(平成27年)1月18日より、コメディ形式ではないものの、1年9か月ぶりに同枠で吉本興業が制作に関与する新番組『ジモイチドライブ〜地元の一番でおもてなし旅〜』が放送を開始した。 一方、2015年4月からはたむらけんじプロデュースによる舞台「ノンストップコメディ 出発進行! 言うこと機関者」が月1ペースでなんばグランド花月にて上演された。これは当枠の復活を目指した作品であり、出演者やセットを固定するなど日曜笑劇場に近い構成を取っている。2016年3月までの公演で観客動員数1万人を目指しており、届かない場合はたむらの改名が予定されていた。最終公演までの観客数は1万121人で動員目標を達成したものの、番組復活には至らなかった。 2016年(平成28年)4月改編で『ジモイチドライブ』が同年3月で終了し、後番組は『ビートたけしのTVタックル』が火曜未明(朝日放送を除くテレビ朝日系列フルネット局のほとんどは月曜深夜)から移動することになった。これは、腸捻転解消以後では初めて、通常編成時においてのテレビ朝日からの同時ネットとなり、上記中断期間を挟む形で日曜正午の朝日放送の自社制作番組は41年の歴史に幕を下ろした。なお、表向きは日曜23時台の番組に統合となり、23時台統合後最初の番組『ハッキリ5〜そんなに好かれていない5人が世界を救う〜』が始まったが、その『ハッキリ5』も、2016年9月25日の放送をもって終了。この枠もローカル差し替えが廃止され、以後はこれまで月曜未明の時差放送としてきた『関ジャム 完全燃SHOW』の同時ネット枠に転換された。
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