西部:丹沢・箱根火山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 西部:丹沢・箱根火山の意味・解説 

西部:丹沢・箱根火山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:25 UTC 版)

神奈川県」の記事における「西部:丹沢・箱根火山」の解説

蛭ヶ岳より西丹沢 丹沢二ノ塔より秦野盆地手前)と箱根山地(奥)。その間中央左)に大磯丘陵足柄平野。左は相模湾で、奥の陸地突き出たところが真鶴半島県西部の山地は、それぞれの間に位置する秦野盆地足柄平野によって北部丹沢山地東部大磯丘陵西部箱根火山および足柄山地分けられる足柄平野北東縁で大磯丘陵との境界をなす直線的な急崖は国府津-松田断層帯呼ばれる非常に活発な活断層よるものであり、これを山北町神縄断層延長した神縄・国府津-松田断層帯東日本載せる北アメリカプレート伊豆半島載せるフィリピン海プレート境界考えられている。丹沢山地は、フィリピン海プレート載って南から移動してきた伊豆半島本州衝突することで隆起して形成され山地であり、大磯丘陵神縄・国府津-松田断層帯活発な活動蓄積によって隆起した丘陵である。神縄・国府津-松田断層帯相模湾底の相模トラフ続き1703年元禄16年)の元禄大地震1923年大正12年)の関東地震関東大震災)などの大地震震源となっている。 箱根火山伊豆・小笠原弧属し二重の外輪山を持つ大規模な複式火山である。約65万年前に活動始め現在の熱海 - 三島 - 御殿場 - 小田原山麓とする巨大な火山形成された。約25万年前に起きた巨大噴火以降白銀山 - 大観山 - 三国山 - 金時山 - 明神ヶ岳 - 明星ヶ岳外輪山古期外輪山)とする最初カルデラ形成され、約65千年前の大噴火の頃までに浅間山-鷹巣山および屏風山東側外輪山新期外輪山)とする新しカルデラ形成された。現在の中央火口丘である神山駒ヶ岳などは約3万年前に活動開始しそれ以前形成されていた古い中央火口丘覆って成長した中央火口丘からの火砕流山体崩壊による堆積物北側回って流れていた早川堰き止め仙石原芦ノ湖形成された。箱根火山では現在でも大涌谷噴気活動見られ周囲箱根温泉湯河原温泉など多く温泉分布する

※この「西部:丹沢・箱根火山」の解説は、「神奈川県」の解説の一部です。
「西部:丹沢・箱根火山」を含む「神奈川県」の記事については、「神奈川県」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「西部:丹沢・箱根火山」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西部:丹沢・箱根火山」の関連用語

西部:丹沢・箱根火山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西部:丹沢・箱根火山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの神奈川県 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS