装置の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 13:40 UTC 版)
「自動車ナンバー自動読取装置」の記事における「装置の特徴」の解説
新たな地域名表示ナンバープレート(いわゆる「ご当地ナンバー」)が導入されるたびに、それに対応するためのプログラムの改修が必要であり、そのための費用が発生する。 契約の方法は、随意契約である場合が多い。なぜならば、それぞれの製造メーカーが独自のシステムを構築・製造しており、ベンダーロックインで他社のシステム同士に接続することが困難な為である。 現在、赤外光を遮断する特性をもつ遮断部材(赤外線カットナンバープレートカバー等)を装着したような車両であっても高い読取率でナンバープレートを読み取ることができる当該装置が開発され、実用化されている。前述の当該装置であれば、赤外線カットナンバープレートカバー等を装着した車両であっても、ほぼ確実にナンバープレートの情報を読み取れる。 自衛隊車両、外交官車両などの一般車以外の形式のナンバーを読み取ることができない機種もある。本装置は小型化されており、歩道橋、電柱、照明柱、標識や情報板の門柱など様々な箇所への設置が可能である。高速道路上でも問題なく読み取る事が出来る程の速度まで観測ができる。約180km/hで通行する車両も判読可能である。一部機種の本装置の記憶媒体には「車両の通過時刻(観測日・時・分・秒)」、「観測車両の走行速度」、「観測車線の交通量(ナンバーが読めなかった車両についても別途カウントした情報)」が一連情報として蓄積される。 また、本システムを速度違反自動取締装置(NHシステム)として利用する構想もあるが、2022年(令和4年)現在も実現には至っていない。
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