被服工長学舎を併合とは? わかりやすく解説

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被服工長学舎を併合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 01:46 UTC 版)

陸軍経理学校」の記事における「被服工長学舎を併合」の解説

1896年明治29年5月従来陸軍経理学校条例廃止され新し陸軍経理学校条例勅令223号)が制定された。新学条例第1条により陸軍経理学校は「陸軍監督補、陸軍軍吏および陸軍縫工下長陸軍靴工下長為すべき者を養成する所」と定められた。これは本所区横網町に設置されていた陸軍被服工長学舎廃止し陸軍経理学校併合する改編で、横網町の施設そのまま陸軍経理学校生徒舎として従前教育継続するのである陸軍縫工下長陸軍靴工下長とは憲兵科屯田兵科を除く各兵科の特業下士伍長相当する階級である。学校編制陸軍省経理局長に隷する校長以下、副官軍医教官下士、属、および雇員教員と、傭人、そして学生生徒となった校長一等または二等監督副官一等または二等軍吏、軍医一等軍医大尉相当)、教官参謀中佐または参謀少佐騎兵大尉二等または三等監督監督補、一等または二等軍吏、文官陸軍教授同じく陸軍技師の中から選ばれる雇員教員生徒のみを教育する新しい学校条例による陸軍経理学校の被教育者次のとおり(1896年5月時点)。 監督学生 陸軍監督補となるべき教育を受ける各兵科大尉一等軍吏、および実役停年2年上の各兵科中尉二等軍吏の志願者試験合格し選抜採用された者。陸軍大学校卒業者試験行わない修学期間は約2年。 軍吏学生 陸軍軍吏となるべき教育を受ける歩兵科騎兵科砲兵科工兵科輜重兵科現役特務曹長、および1年以上その階級にある前記各兵科現役曹長陸軍一等書記志願者試験合格し選抜採用された者。修学期間は約1年生徒 陸軍縫工下長陸軍靴工下長となるよう養成される。 現役予備役後備役兵卒から採用された者。修業期間は約1年監督学生および軍吏学生校外居住し生徒校内生徒舎)に居住する修学必要な書籍器具消耗品貸与または支給され、本来は軍隊外で生活する予備役後備役の籍にある生徒には修学間中被服糧食および手当金支給する1897年明治30年8月末、陸軍経理学校条例改正勅令299号)により、監督学生40歳以下の年齢制限設け憲兵科を除く各兵科中尉二等軍吏は実役停年1年以上から志願可能とした。軍吏学生には32歳以下の年齢制限設けた

※この「被服工長学舎を併合」の解説は、「陸軍経理学校」の解説の一部です。
「被服工長学舎を併合」を含む「陸軍経理学校」の記事については、「陸軍経理学校」の概要を参照ください。

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