血縁・親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:19 UTC 版)
「ハリー・ポッター (架空の人物)」の記事における「血縁・親族」の解説
父は旧家出身の魔法使いジェームズ・ポッター、母はマグル生まれの魔女リリー・ポッターである。名付け親はシリウス・ブラック。兄弟姉妹はいない。のちにジニー・ウィーズリーと結婚しウィーズリー家と親戚関係になるが、ジニーとロンの父方の祖母セドレーラ・ウィーズリーとみずからがかつて敵対していたドラコ・マルフォイの母ナルシッサ・マルフォイもブラック家出身であるため、ウィーズリー家とマルフォイ家とはもともと血縁関係ということになる(ロンの妹ジニーと結婚したため、ロンとハーマイオニー夫妻はハリーから見て義兄・義姉にあたる姻戚になる)。 第7巻では、前述にもあるように何世紀も前に絶えたと言われた純血の一族ペベレル家の血を引いていたことも明らかになり、ペベレル家の三男のイグノタス・ペベレルがハリーの先祖で、ヴォルデモートの先祖はそのペベレル家の次男のカドマス・ペベレルであり、ハリーとヴォルデモートの先祖たちは兄弟どうしということになるため、ハリーとヴォルデモートは遠い血縁関係にあたる。 母方はエヴァンズ家。親族には伯母ペチュニア・ダーズリー、ペチュニアの夫バーノン・ダーズリー、夫妻の息子である従兄ダドリー・ダーズリーがおり、三人ともマグルである。 以下は裏設定である(『ポッターモア』より)。 父方はポッター家。西イングランドの旧家であるが、子孫の多くが近所のマグルと結婚するなどするため、「聖28一族」には属さない。ポッター家の系統は以下である。 リンフレッド・ポッター - マグル相手に魔法界の薬草から作った良薬を売っていた。歴史家によれば現在でも使われる幾つかの良薬の開発者である。代表的な薬は、骨生え薬や元気爆発薬などである。こうした薬の売上で、7人の子どもたちが生涯安泰なほど財を成した。 ハードウィン・ポッター - リンフレッドの長男。アイオランシ・ペベレルと結婚し、透明マントを秘密にすることを了承し、伝承とともに継承する。 アイオランシ・ポッター - ハードウィンの妻。旧姓ペベレル。イグノタス・ペベレルの孫娘。男子の系統がおらず、長女のため透明マントを継承。 ラルストン・ポッター - ウィゼンガモット法廷メンバー(1612-1652)。機密保持法の支持者。 ヘンリー・ポッター - ウィゼンガモット法廷メンバー(1913 - 1921)。ハードウィンとアイオランシの直系子孫。 フレモント・ポッター - ヘンリーの息子。スリーク・イージーの直毛薬(第4巻でハーマイオニーが使用)を発売、ポッター家の財産を四倍に増やした(引退する際に会社は売却)。ハリーの祖父。息子ジェームズの結婚を見届けた後、ハリーを見ることなく龍痘で相次いで死亡。 ユーフェミア・ポッター - フレモントの妻。ハリーの祖母。ハリーが生まれるまえに龍痘で死亡。 チャールズ・ポッター - シリウス・ブラックの義大叔父。情報公開前は彼の一人息子がジェームズ・ポッターなのではないかと推測されていた。 ドレア・ポッター - チャールズの妻。旧姓ブラック。シリウス・ブラックの大叔母。
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