虫歯怪獣 シェルター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「虫歯怪獣 シェルター」の解説
第13話「怪獣の虫歯が痛い!」に登場。 九州沿岸の海底に生息していたスッポンの性質を持つ怪獣。目の前に来たものに飛びつく習性がある。武器は高熱火炎と噛み付き。スッポンの怪獣らしく獲物に噛み付くと離れない。また、堅い甲羅はタロウのストリウム光線も通さない。地上を時速60キロメートルで走る。 実際は虫歯ではないが、ZATが海に放った演習用水中ロケットを魚と勘違いして噛み付いたところ歯に挟まったため、「虫歯怪獣」と呼ばれる。普段は海底に住み、大型の魚を捕食していたが、ロケットによる痛みに耐えかね、宮崎市に上陸する。最初は敵意もなく海辺でロケットを取り除こうとするが、光太郎のミスによって健康な歯を麻酔なしで抜かれてしまい、その激痛から逆上して暴れ回る。タロウにロケットを取り除かれた後も暴れ続けたため、ZATが火薬を詰めた同じ水中ロケットを口の中に受けて爆死した。 デザインは鈴木儀雄が担当した。デザイン画では四つ足怪獣としてデザインされていた。 造形物はスーツのほか、アップ用の頭部と爆発用カポックが用意された。 ボルケラー同様、これ以降本作品では「悪さをしない怪獣は殺さない」というスタンスが強化され、劇中でも繰り返し言及されるようになった。 ヤングチャンピオンで連載された『ウルトラ怪獣擬人化計画』のPOP版・ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POPでは、ヤプール人の経営する歯科医院の常連患者として名前のみ登場している(シェルター本人は登場していない)。
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