虫歯予防効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:08 UTC 版)
コクラン共同計画によれば、フッ化物洗口は永久歯の虫歯を、歯面数では平均27%、歯数では平均23%減少する。この効果はフッ化物配合歯磨剤の使用や水道水フッ化物添加環境下においても失われない。 フッ化物洗口の利用による虫歯の発生本数の減少は、1年あたり、小児1人につき0.4歯面であり、水道水フッ化物添加地区や虫歯の少ない小児においては、おそらくその半分だろう、と概算されている。 1年間の虫歯増加が0.25歯面の集団においては、1歯面を予防するために、16人の小児がフッ化物洗口を(フッ化物を含まない洗口の代わりに)実施する必要がある。また、1年間のう蝕増加が2.14歯面の集団においては、1歯面を予防するために2人の小児が洗口をする必要がある。
※この「虫歯予防効果」の解説は、「フッ化物洗口」の解説の一部です。
「虫歯予防効果」を含む「フッ化物洗口」の記事については、「フッ化物洗口」の概要を参照ください。
- 虫歯予防効果のページへのリンク