藤原松三郎とは? わかりやすく解説

藤原松三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 05:54 UTC 版)

藤原 松三郎(ふじわら まつさぶろう、1881年2月14日 - 1946年10月12日)は、日本の数学者数学史家。第二次世界大戦前において、90編の欧文論文を著し、1936年にオスロで開催された国際数学者会議で招待講演[2]を行うなど、当時の日本の数学界を代表する数学者であり、また日本数学史、中国数学史、朝鮮数学史をカバーする和漢数学史家としても大きな業績を残した。特に8000枚という膨大な遺稿「日本数学史」は『明治前日本数学史』全5巻(岩波書店、1955-1960)としてまとめられ、現在においても和算史を研究する上で最も重要かつ基本的な文献となっている。


  1. ^ 20世紀日本人名事典
  2. ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)
  3. ^ a b c d 藤原松三郎『人事興信録 第13版下』1941年
  4. ^ 勝木 渥, 近 桂一郎「若き日の魂, ひとよを貫く : 曾禰武(そね・たけ)先生に聞く」『日本物理学会誌』第33巻第7号、日本物理学会、1978年、561-567頁、ISSN 2423-8872 
  5. ^ 『官報』第4108号「叙任及辞令」1940年9月13日。


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