薄嚢シダ類
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薄嚢シダ類(はくのうシダるい、薄囊シダ類、Leptosporangiate ferns)は、大葉シダ植物に含まれるシダ植物(シダ類)のうち、胞子嚢が単一の細胞から生じ、完成した胞子嚢は1層の細胞層の壁を持つものを指す[2][3]。現在では、PPG I (2016)においてウラボシ亜綱[4](薄嚢シダ亜綱[5]) Polypodiidaeとして扱われる[6]。薄嚢シダ類は大葉シダ植物の中で最も種数が多い[7]。多くの化石種が知られている[7]。
- ^ PPG I 2016、pp.563-603
- ^ 伊藤 2012, pp.116-129
- ^ 村上 2012, pp.67-73
- ^ 巌佐ほか 2013, p.1642
- ^ 海老原 2016, pp.26-27
- ^ PPG I 2016, pp.563-603
- ^ a b c d e f 長谷部 2020, pp. 124-173
- ^ Smith et al. 2006, pp.705-731
- ^ 長谷部 2020, pp. 1-4, 68-70
- ^ 海老原淳. “次世代シーケンサーを用いた倍数性シダ類複合体の進化史解明”. KAKEN. 2021年3月24日閲覧。
- ^ Kabeya, Y. and Hasebe, M.. “真正ウラボシ類II/ヘミディクティウム科”. 陸上植物の進化. 基礎生物学研究所. 2021年3月24日閲覧。
- 1 薄嚢シダ類とは
- 2 薄嚢シダ類の概要
- 3 分類体系
- 4 人とのかかわり
薄嚢シダ亜綱
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薄嚢シダ亜綱(ウラボシ亜綱)Polypodiidae Cronquist, Takht. & W.Zimm. 7目44科300属からなり、推定10,323種と見積もられている。
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