荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡とは? わかりやすく解説

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荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 02:33 UTC 版)

荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡(あらふね・あずまやふうけつさんしゅちょぞうしょあと)は、群馬県下仁田町荒船風穴および同県中之条町東谷風穴を対象とする国指定の史跡である。明治時代後期から大正時代にかけては、全国的に風穴蚕種(蚕の卵)の貯蔵に利用することが行われていた。その中でも、荒船風穴は最大規模の蚕種貯蔵施設として機能しており、県内では東谷風穴がそれに次いだ。荒船・東谷の両風穴は蚕種貯蔵風穴の中で、国指定の史跡となった最初の事例である[1]。また、荒船風穴は世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産である。


注釈

  1. ^ 蚕種の貯蔵可能枚数は、当時の風穴の容積を表していた数値で、基本的には1立方あたり約25枚で算出されていたと考えられている(原田 2009、pp. 173-174)。

出典

  1. ^ a b c d 荒船風穴』(下仁田町発行のパンフレット)
  2. ^ a b c 原田 2009, p. 170
  3. ^ 佐滝 2007, pp. 100–101
  4. ^ 原田 2009, p. 168
  5. ^ 原田 2009, p. 169
  6. ^ a b c d e f g h 文化庁文化財部 2010, p. 8
  7. ^ 原田 2009, p. 177
  8. ^ 原田 2009, pp. 178–179
  9. ^ a b 原田 2009, p. 178
  10. ^ a b 今井 2014, p. 143
  11. ^ a b c d 原田 2009, p. 179
  12. ^ a b 佐滝 2007, p. 102
  13. ^ 群馬県企画部世界遺産推進課 2013, p. 19
  14. ^ 原田 2009, p. 180
  15. ^ 原田 2009, p. 173
  16. ^ 原田 2009, p. 174
  17. ^ a b 原田 2009, p. 182
  18. ^ 原田 2009, p. 187
  19. ^ 原田 2009, p. 186
  20. ^ 原田 2009, pp. 180–181
  21. ^ ICOMOS 2014, p. 143
  22. ^ 我が国の推薦資産に係る世界遺産委員会諮問機関による評価結果及び勧告について(第二報) (PDF) (文化庁、2014年4月26日)
  23. ^ a b 文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会(第15回) 資料5 (PDF) 、f. 20
  24. ^ a b 原田 2009, p. 180
  25. ^ 文化庁文化財部 2010, p. 8から引用。
  26. ^ 文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会(第22回) 資料7-1 (PDF) 、ff. 27-29
  27. ^ 文化庁 2012、f.14
  28. ^ ICOMOS 2014, p. 145
  29. ^ “蚕の卵 気分味わって 下仁田に「体験館」完成”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). (2018年10月5日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201810/CK2018100502000173.html 2018年10月21日閲覧。 
  30. ^ 今井 2014(口絵最終ページ)
  31. ^ 2017年11月現在、付近の整備によりNTTドコモおよびソフトバンクは利用可能
  32. ^ 荒船風穴の見学について(下仁田町公式ウェブサイト内)(2014年5月6日閲覧)
  33. ^ 東谷風穴”. ぐんま絹遺産データベース. 群馬県地域創生部文化振興課歴史文化遺産室. 2022年6月13日閲覧。


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