英語圏諸国とは? わかりやすく解説

英語圏諸国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 00:08 UTC 版)

ブールバール」の記事における「英語圏諸国」の解説

英語圏ではブールバードのように発音し、しばしばBlvdと省略表記される。 特に都市計画基づいて街が形作られてきた米国では、下記のような区分通り名付けられる傾向にある。基本概念は「ロード (Road)」と「ストリート (Street)」であり、通り広さ形状・立地に応じて名前が派生していった経緯がある。 ロード (Road):ある地点別の地点を結ぶ道路 ウェイ (Way):「ロード」から分岐する脇道 ストリート (Street):「ロード」の両側建物並んだもの アヴェニュー (Avenue):「ストリート」と交差する通り。「ストリート」と同じく通り両側建物並んでおり、また都市計画成り立ちとして「ストリート同士をつなぐ道路として位置付けられているため「ストリート」に比べる大きな通り多く歩道部分植栽がある ブールバード (Boulevard):幅の広い道路で、道路中央植栽などの中央分離帯設けられている。住宅街商業エリアから通過交通誘導する用途道路である。 レーン (Lane):通過交通用の道路だが狭い通り中央分離帯がなく、それゆえブールバード反意扱い通り用いられるドライブ (Drive):海沿い山沿いなど、土地形状沿って曲がったりしている「ロードプレイス (Place):行き止まりになっているストリート」で通過できない通り。だが後の開発で他の道路つながり通過可能になっている場合も多い。 アリー (Alley):建物囲まれエリア敷地内を通る狭い道。車が通れない場合も多い。 イギリスではブールバードという語は通りの名に使われず、そう呼べるような高規格街路自体があまり一般的ではない。たとえばオックスフォード・ストリートロンドン代表する大通りであるが、道幅狭く街路樹一部にしか存在しないロンドンでは1666年大火事の後に大規模な街路整備計画されたものの実現しなかったのであるノッティンガムミルトン・キーンズなどで規模大きな例を見ることができる。アイルランドでも同様であるが、ダブリンにはブールバール式の巨大な街路があり、また近年住宅開発ともなってブールバード名付けられ通り増えてきている。 アメリカ合衆国カナダでは通りの名称として非常に普及している。シカゴシアトル大規模な街路構成され都市として著名な例である。しかしカリフォルニア州でのように、大通りだけではなく山間へ続く2車線道路にまで名付けられている場合もある。 オーストラリアではBoulevardeと綴る例が多いほか、ブールバール式の街路各地存在している。

※この「英語圏諸国」の解説は、「ブールバール」の解説の一部です。
「英語圏諸国」を含む「ブールバール」の記事については、「ブールバール」の概要を参照ください。

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