英語圏への拡散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 00:51 UTC 版)
『フルメタル・パニック? ふもっふ』放映の2年後の2005年には、ロンリープラネットから出版された「実験型観光ガイド」(Guide to Experimental Travel)で、馬マスクを被って旅行をすることが提案されている。それから間もなくしてカナダのコメディアンで俳優のトム・グリーンも、自身のインターネット番組「Tom Green's House Tonight」で、馬マスクをかぶって、奇声をあげながら頭をふりまわすパフォーマンスを行った。 そして2008年にヲタケンが半裸でキノコを料理する動画がアップされて以降、馬マスクはインターネット・ミームとしてそれまで以上に定着した。例えば2010年には、Googleストリートビューの馬マスクをしたスコットランドの男性が「馬男」(horse boy) と呼ばれて、話題になった。またハリケーン・サンディがワシントンを襲った日には、上半身裸で馬マスクだけを被った男性がジョギングする姿が生放送のニュース番組に映り込んでいる。2014年7月には、デンバーの路上でバラク・オバマ大統領と馬マスクをかぶった通行人が握手をしている姿が撮影され、全米メディアにその瞬間の写真が掲載されたほか、これをきっかけにワシントン・ポストでは馬マスクがミーム化するまでの流れや文化的な影響関係についての記事がシリーズで掲載された。
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