舞台・ゲーム概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 02:46 UTC 版)
「DEATH STRANDING」の記事における「舞台・ゲーム概要」の解説
本作のテーマ・象徴 監督の小島秀夫は「DEATH STRANDINGでは、手形(掌)が重要なアイコンとなります。掌を開くと、他人と繋ぐ事が出来ます。掌を閉じると、それは拳に変わり、他人を排除する事が出来ます。繋ぐ事と争う事は、表裏一体。人の掌も、‘棒“と”縄“に例える事が出来るのです。」と作品のテーマについて述べている。 本編開始前に安部公房の短編小説「なわ」からの一文が引用される。 突如発生した原因不明の大災厄によりアメリカ合衆国は崩壊、地上の社会基盤はほぼ消滅し、無人の荒野となった北米大陸が舞台となる。3人称視点で進行しソーシャル・ストランド・システム上のブリッジ・リンクを介し他の”誰か”とオープンワールドのフィールド上で共有、協力しながら依頼達成のための道程を模索しつつ配達物を目的地まで届け、さらにクリアに必要な依頼を達成する事で入手できるツールとアイテムや資材を活用し、その場の状況に応じた安全かつ迅速でより効率的な移動の配達ルート開拓と復旧が”伝説の配達人”の二つ名を持つ主人公(=プレーヤー)に課せられる。 ソーシャル・ストランド・システム 小島が述べるところの、新規のアクションゲームジャンル。従来のステルスゲームやFPSシューターとは異なる、繋がり(ストランド)の概念を取り入れた”ストランド・ゲーム”。本作のやりこみ要素の一つでもあり他の現行プレーヤーや新参プレーヤーと繋がり協力・共有することで優位にゲームを進行できる。 GAME OVER かつての小島作品で幾度も目にすることになる表示であったが作中で発生する GAME OVER は一回のみ。”帰還者”である主人公は死亡判定と同時に異空間へと飛ばされ蘇生して現世に戻る事になる。よって本作上においてはGAME OVERが無いという設定でプレーヤーは間断無くゲームプレーとストーリーを進行することになる。ただし、重要な任務・配送に失敗した場合は直近のリトライポイントを含むいずれかのセーブデータに戻ることとなるため、広義的なゲームオーバーは発生しうる。
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