自己調整法の概要とは? わかりやすく解説

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自己調整法の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/14 13:47 UTC 版)

自己調整法」の記事における「自己調整法の概要」の解説

自己調整法は、基本座法座り方)を習得したのち、第1段階 - 第8段階までを順に訓練していく。 自己暗示手足温感起こす方法は、自律訓練法とほぼ同じである。1日数回5 - 6程度訓練毎日行うと良いとされている。以下は各段階おおまかな内容記述する基本座法 椅子腰かけ、顎を引いて背筋伸ばし足を床にぴたりとつける。 第1段階 気持ち落ち着いている、筋肉緊張がとれて、両手の平が温かい第2段階 手の温かみ手の甲から肘・肩へと広がっていく。 第3段両肩から指先まで温かい両足の裏温かい第4段階 両肩から手足両足から両膝まで温かい第5段階 両肩両膝まで温かい。ひたいに涼しさ感じる。 第6段階 自己調整法日常生活導入する。 より騒がしい場所、不安定な姿勢通勤列車の中などでもできるよう修練する。 「生活しながら自己調整法をする」から「自己調整法しながら生活する」へ 第7段階 自己開放自己回復目指す段階 催眠状態発動するさまざまな考え感情身体反応を、あるがままに受け流す見える(≠見る)、聞こえる(≠聞く)、感じられる(≠感じる)姿勢 第8段階 何が現れてもあるがままに受け入れ、何ものにもとらわれない。 (外的要因ストレス対す耐性獲得消去動作段階訓練終えたあとは、催眠状態から戻るための動作を行う。 両手両足屈伸背伸びなど、全身けだるさがすっかりとれるまで行う。 鍵となる言葉 一種自己条件づけ 何かの言葉例えば「ナチュラル」)を唱えるだけで、心身統一状態に反射的に入れるようになる。 各段階言葉例えば「両手の平があたたかい」)を心の中唱え呼吸法も伴う)、自己催眠状態になる。ほかにも実践にあたって要点数多くある。臨床では、一部省いた自律訓練法の公式と組み合わせるなどして用いられる

※この「自己調整法の概要」の解説は、「自己調整法」の解説の一部です。
「自己調整法の概要」を含む「自己調整法」の記事については、「自己調整法」の概要を参照ください。

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